オーストラリア・シドニー出身の新星シンガー・ソングライター=ルエルが2度目の来日を果たした。
ルエルは2003年生まれの弱冠15歳。父親の影響でソウル、ブルース、ジャズの世界に触れ、ティーンになると自身の経験を歌にするように。エミネムやロジックらを手掛けたグラミー賞受賞プロデューサー、M-Phazesに見いだされ、自費制作でリリースされたデビューシングル「ドント・テル・ミー」で、一躍注目を浴びた。
さらにあのエルトン・ジョンもルエルのファン。「君は素晴らしいシンガーだ。若手男性シンガーとして聴いた中では最も素晴らしい声を持っている、ほんと驚きだよ!」と、称賛を送っている。
そんなルエルが、8月18日と19日に開催された「サマーソニック2018」のため2度目の来日。TVグルーヴは単独インタビューを実施し、日本滞在の話、新作EPについて、そしてエルトン・ジョンと実際会った時の話などたっぷりと語ってもらった。
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――今年の3月に開催された、音楽フェス「POPSPRING」以来約5ヶ月ぶりの来日ですが、今回の来日はいかがですか?
すばらしいよ!日本は大好きな国の一つだからね。ごはんもショッピングも最高!今回も原宿に行ったよ。今回の来日もとっても楽しんでいるよ!
――インスタグラムのフォロワー数が10万人突破したら「東京ディズニーランド」に行けるという話をしていましたが、見事達成できたそうですね!?おめでとうございます。もうTDLには行かれましたか?
そう、達成したんだ(笑)!本当にクールだよね!最初ディズニーの話はちょっとジョークだったんだけど、マネージャーが「達成したらディズニー行かせてあげるよ」って言ってきて、ぼくは「オッケー!」となってその話をインスタグラムのストーリーに載せたんだ(笑)。そして見事達成して東京ディズニーランドに行けたんだけど、今35周年だからとっても混んでたんだ。結構並んだけど、その価値があるくらい楽しかったよ!
――とくに楽しかったアトラクションはありますか?
スペースマウンテンに1時間半並んで乗ったよ!あとビックサンダーマウンテン、イッツ・ア・スモール・ワールドとかたくさん乗ったんだ。
――ルエルさんは6月1日にデビューEP「READY|レディ」をリリースされましたよね。こちらはどんな作品になっていますか?
色んなジャンルに富んだ作品になっていると思う。それを凝縮した感じなんだ。よりR&Bのものや、バラード、ロースロー、気持ちが高揚するような曲などそういったバラエティーに富んでいるんだ。これはぼくが次のプロジェクトでの自分の音楽を確立する上で、とてもいいスタートだと思うんだ。
――制作エピソードがありましたら教えていただけますか?
じつはレコーディングの時、トリプルブッキングがあったんだ(笑)。本当は2人でやる予定だったけど、6人集まっちゃったから狭い部屋でたくさん人がいたよ(笑)。でみんなで一緒に曲を書いてとても楽しかったよ!みんなお互い結構知っていたけど、なんか変な経験だったね(笑)。そしてその時にぼくのお気に入りの一曲を書いたんだ。
――それはどの曲ですか?
「ノット・シンキン・バウト・ユー」だよ!
――今回は日本滞在中にミュージックビデオの撮影もするみたいですね。それについて教えていただけますか?
日本で「ノット・シンキン・バウト・ユー」のMVの撮影をするんだ。今夜から撮影を開始するよ。すごく楽しみなんだ。素敵な場所に行くよ。まだ詳細は言えないけどね!
――フルアルバム制作の予定はすでにあるのでしょうか?
そうなんだ。ぼくはEPのために35曲買いて、最終的に5曲を厳選したんだ。大好きな曲がたくさんあったから、とっても大変だったね。近い将来、次のアルバムのためにまた曲を書き始めて、そしてEPに含まれなかった曲も出すと思う。
【動画】ルエル「ヤンガー」
――ルエルさんは、大御所シンガーのエルトン・ジョンにもその才能を絶賛されていますが、彼に会った時の感想はいかがでしたか?
クレイジーな経験だったよ(笑)!ぼくは学校にいたんだけど、マネージャーからメールで「エルトン・ジョンがルエルの楽曲をラジオ番組で披露したよ!」って。もうそれには圧倒されたね。彼がぼくの曲を聞いて気に入ってくれてたなんてって。本当にクレイジーな気分になったよ。その数週間後、エルトンがシドニーに来ると言ったんだ。そこでぼくはエルトンにホテルで会うことができたんだ。ぼくのバンド、お母さん、マネージャーもいたよ。彼は本当にステキで、気さくで、褒めてくれて、そして楽しい人だったよ。
――どんな話をされたのでしょうか?
新しい音楽のことをたくさん話したよ。あとハマってる曲とかね。ぼくとエルトンは似ているんだよね。彼は新しい音楽、新しいサウンドにとても夢中になっていて、それを発展させていっているんだ。エルトンはぼくに音楽界における知恵やアドバイスをたくさんくれたよ。とっても特別な体験だったね。
――他にはどんなアーティストに影響を受けていますか?
たくさんいるね。ぼくが小さい頃、お父さんがよくR&Bやソウルをかけてくれていたんだ。それでぼくが知らない違ったタイプの音楽にも影響を受けたと思う。デイヴ・ブルーベック、エイミー・ワインハウス、スティーヴィー・ワンダーなどそういったたくさんのアーティストの楽曲が小さい頃から頭に入ってきていたんだ。そして最近ではフランク・オーシャン、レクス・オレンジ・カウンティー、タイラー・ザ・クリエイター、チャンス・ザ・ラッパーにも影響を受けているよ。
――ルエルさんは身長約190cm、端正なお顔立ちですが、モデル活動など他の活動には興味はないのでしょうか?歌手活動以外でやってみたいことはありますか?
モデルはやったことがないんだよね(笑)。ぼくはスポーツをするのが好きなんだ。バスケをよくやるよ。サーフィン、サッカーも好きだね。そして演技も好きなんだ。新MVでは結構演技もやっているんだ。演技の勉強もしているんだけど、とっても楽しいよ。だから将来は演技の道もあるかもしれないかな。
――モデルはやっていなくても、ルエルさんはファッションがとてもおしゃれで、こだわりがあるそうですね。
そうなんだ!ファッションは大好きだよ!好きなブランドはたくさんあるよ。タイラー・ザ・クリエイターが大好きなのは彼がアーティストとしてはもちろん、ファッションの分野でも活躍しているからなんだ。色んなファッションのアイディアを出すのが大好きだよ。特にスニーカーに夢中なんだ。
――とくに好きなブランドはありますか?
OFF-WHITE、そして日本のブランドであるUNDERCOVERが好きだよ。メルボルンにお店があるんだ。
――ルエルさんは今回サマソニ2018に初出演しますよね。その意気込みを教えてください。
とってもとっても楽しみだよ!ぼくのキャリア史上一番大きな音楽フェスだからね。楽しくなること間違いなしさ!
――最後に日本のファンへメッセージをお願いします。
こんにちはルエルです!日本のみんな応援ありがとう。また絶対戻ってくるし、単独公演ができることを願っているよ!
(インタビュー終わり)
【動画】ルエル「ドント・テル・ミー」
【リリース情報】
ルエル|Ruel
デビューEP
「レディ|Ready」
購入・試聴リンク: https://sonymusicjapan.lnk.to/RuelReadyEP
収録曲
1. Intro/イントロ
2. Younger/ヤンガー
3. Dazed & Confused/デイズ&コンフューズド
4. Not Thinkin’ Bout You/ノット・シンキン・バウト・ユー
5. Say/セイ
6. Don’t Tell Me/ドント・テル・ミー
【関連サイト】
●日本公式サイト:
http://www.sonymusic.co.jp/artist/ruel/
●海外公式サイト:
https://www.oneruel.com/
●海外公式インスタグラム:
https://www.instagram.com/oneruel/
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