俳優チャーリー・シーンの3番目の元妻であるブルック・ミューラーが、同じく元妻であるデニース・リチャーズとの関係に「ちょっとした緊張」が生じていることを明かした。きっかけとなったのは、デニースが出演するリアリティ番組『Denise Richards & Her Wild Things』での自身の扱いに関する不満である。
ブルック・ミューラーは、2008年にチャーリー・シーンと結婚し、2011年に離婚している。一方のデニース・リチャーズは、2002年に結婚し、2006年に離婚した。つまり、2人はそれぞれ異なる時期にチャーリーの妻だった。
問題の番組『Denise Richards & Her Wild Things』は、2024年に米国で放送が始まったリアリティシリーズで、デニース・リチャーズとその家族、ペットたちの日常を描いている。華やかなハリウッドライフの裏側や、思春期の娘たちとの関係、過去の波乱を乗り越えてきたデニース自身の葛藤などをリアルに映し出す内容であり、一部エピソードには彼女の周囲の友人や元家族も登場することで話題となっている。
「1ドルももらっていない」
ブルックは米誌『People』に対し、「これまで何度も番組に出たのに、1ドルも支払われていない」と語り、不満を露わにした。さらに、番組の編集によって自分の出演シーンが大幅にカットされていたことが、デニースとの間に距離を生んでいる原因ではないかと推測している。
「放送されたエピソードを見ると、私はほとんど映っていない。もしかしたら、デニースが私の出演がカットされていることを知らないだけかもしれないし、単に忙しいだけかもしれない」とブルックは語った。
特に問題となったのは、第3話「Drop Dead Gorgeous Lizard(麗しのトカゲ、安らかに)」での描写である。ブルックによると、亡くなったペットのオオトカゲ「ゴジラ」に関する追悼回が、まるで自分が無責任な飼い主だったかのように編集されていたという。
「リハビリ中、6か月間デニースが面倒を見てくれていた。撮影も2日間行ったのに、編集でほとんど削られてしまった」とブルックは嘆いた。
トラウマによる絆
また、番組中でデニースの娘たち(サミーとローラ)が、「チャーリー・シーンがブルックと結婚していたなんて知らなかった」と発言していたことにも衝撃を受けたという。
「信じられない。私たちの子供同士は“兄弟姉妹”と呼び合っているのに」とブルックは困惑気味に話した。
それでも、ブルックはデニースとの友情を否定しているわけではない。過去に薬物依存で苦しんだ際、2013年にはデニースが一時的に彼女の子供たちの後見人となり、支えてくれた経緯がある。
「私たちは“トラウマによる絆”で結ばれている。姉妹のような関係で、時にはケンカもするけど、どんな時でも彼女は私を助けようとしてくれた」と語り、今も感謝の気持ちを忘れていない。
「私がリハビリに入っている間も、デニースは代わりに住む家を探してくれた。たとえ今はぎくしゃくしていても、大事な場面ではいつも彼女がそばにいてくれた。それだけは確かだ」とブルックは強調した。

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