「グレイズ・アナトミー」エリック・デイン、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を公表 妻との離婚取り下げ直後の告白

エリック・デイン(左)、レベッカ・ゲイハート(右) FILMS/TV SERIES
エリック・デイン(左)、レベッカ・ゲイハート(右) Featureflash Photo Agency / Shutterstock.com
FILMS/TV SERIESNEWS

米人気ドラマ「グレイズ・アナトミー」などで知られる俳優エリック・デイン(52)が、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されたことを公表した。発表は2025年4月10日(米国時間)、米誌「People」のインタビューを通じて行われた。

「ALSと診断されました。この新たな人生の章を、愛する家族と共に歩めることに感謝しています」「この期間、私と家族のプライバシーを尊重していただきたい」とエリック・デインは語っている。

ALSは、脳や脊髄の神経細胞に影響を及ぼす進行性の神経疾患で、筋肉の制御ができなくなっていく病気であり、専門家によると、現在のところ治療法は存在しないという。

病気の公表と同時に、デインはHBOの人気ドラマ「ユーフォリア」シーズン3への出演も継続することを明かした。同作ではキャル・ジェイコブス役を演じており、撮影は来週からスタートする予定だという。

 

妻レベッカ・ゲイハートとの関係に進展

この発表は、デインと女優レベッカ・ゲイハート(53)が離婚を取り下げたことが報じられた直後に行われた。

2人は2004年に結婚し、2018年にゲイハートが「和解しがたい不和」を理由に離婚を申請していた。2人の間には、15歳の長女ビリーと13歳の次女ジョージアがいる。

離婚申請中も、2人は子どもたちの共同親権を維持し、良好な関係を保っていた。2022年には家族でヨーロッパを旅行する様子をSNSに投稿し、翌年にはメキシコ・カボでの休暇も報じられた。レストランで食事を楽しむ姿や、子どもたちと行動を共にする様子などが目撃され、復縁のうわさも広がっていた。

2025年3月、ゲイハートが正式に離婚申請を取り下げたことで、2人は再び家族として歩み始めることになった。

現在のところ、デインの代理人からの追加コメントは出ていないが、本人は病と向き合いながらも俳優業を続けていく意欲を示している。

tvgrooveをフォロー!