映画『シックス・センス』で一世を風靡した俳優ハーレイ・ジョエル・オスメント(37)が、公衆酩酊と違法薬物の所持の容疑で逮捕されていたことが明らかになった。事件が起きたのは、カリフォルニア州東部の人気スキーリゾート「マンモス・マウンテン・スキーエリア」。4月8日、酔って騒いでいる人物がいるとの通報を受けて警察が現場に到着したところ、スキーパトロールがすでにオスメントを確保していたという。
地元警察の発表によると、ハーレイ・ジョエル・オスメントはその場で手錠をかけられ、公衆の場での酩酊と規制薬物の所持の疑いで拘束された。押収された薬物は現在、検査機関にて成分の鑑定が行われているという。逮捕後はまもなく釈放されており、現在はモノ郡地方検事局が起訴するかどうかを検討している段階である。
火災による財産喪失で生活に打撃か
TMZの報道によれば、最近のハーレイ・ジョエル・オスメントは心身ともに困難な状況にあるという。彼は今年1月にカリフォルニア州アルタデナおよびパサデナ地区で発生した「イートン火災」によって、自宅を含む財産の多くを失っていた。
新しい住まいは見つけたものの、保険会社からは補償の請求を却下されたとされ、生活面でも大きな打撃を受けていたようだ。
2006年にも飲酒運転で逮捕歴
ハーレイ・ジョエル・オスメントがトラブルを起こしたのは今回が初めてではない。2006年には飲酒運転で車を柱に衝突させ、肩と肋骨を負傷。その際は、飲酒運転とマリファナ所持の罪で有罪を認め、3年間の保護観察、60時間のアルコールリハビリ、6か月間のAA(アルコホーリクス・アノニマス)参加、さらに1,500ドルの罰金を言い渡されていた。
現在のところ、本人や代理人からのコメントは発表されていない。
ハーレイ・ジョエル・オスメントは、1999年公開のスリラー映画『シックス・センス』で霊が見える少年コールを演じ、当時11歳ながらも圧巻の演技を披露。映画は世界中で大ヒットし、彼自身もアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、子役として異例の成功を収めた。幼いながらに強烈な印象を残したその演技は、今もなお多くの映画ファンの記憶に残っている。

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