人気シットコム『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』の新たなスピンオフ作品『Stuart Fails to Save the Universe(邦題未定)』の制作が発表され、ファンの間で賛否が巻き起こっている。
本作は、同シリーズの準レギュラー的存在だったスチュアート・ブルーム(演:ケビン・サスマン)を主役に据えた物語であることが明らかになった。

スチュアート・ブルーム役のケビン・サスマン s_bukley / Shutterstock.com
異色の主人公に注目集まる
「ヤング・シェルドン」や「Georgie and Mandy’s First Marriage」など、これまでのスピンオフ作品がいずれも過去を舞台にしていたのに対し、本作は時間軸を元シリーズ以降に設定。これにより、ジョニー・ガレッキ(レナード役)、ジム・パーソンズ(シェルドン役)、ケイリー・クオコ(ペニー役)らオリジナルキャストの再登場も可能となっている。
ワーナー・ブラザース・テレビジョンの代表チャンニング・ダンジーは、Deadline誌のインタビューで「可能性は否定しない(I would never say never)」とコメントし、ファンの期待を煽った。
SNS上では懸念の声も
スピンオフの報道直後、SNSでは様々な意見が飛び交っている。
あるファンは「誰がカメオ出演するのか気になる」と期待を寄せる一方、「スチュアートが主役だとすぐに飽きそう」「キャラが変わってしまわないか心配」と懸念の声も上がっている。
さらに、別のファンは「『フレンズ』でガンターを主役にしたようなもの」と例えるなど、キャラクター選定に対する驚きの声も少なくない。
バリー役のジョン・ロス・ボウイも参加
今回のキャスティング発表には、スチュアートと関わりのあったもう一人の個性派キャラ、バリー・クリプキ役のジョン・ロス・ボウイ(53歳)も含まれている。

バリー・クリプキ役のジョン・ロス・ボウイ Kathy Hutchins / Shutterstock.com
脚本と製作総指揮には、「X-MEN2」「アベンジャーズ」「レディ・プレイヤー1」などを手がけたザック・ペンが参加。「ビッグバン★セオリー」の共同制作者ビル・プラディやチャック・ロリーも名を連ねており、強力な制作陣が結集している。
「ビッグバン★セオリー」とは?
『ビッグバン★セオリー』(原題:The Big Bang Theory)は、2007年から2019年までアメリカCBSで放送された大ヒットシットコム。理系オタクの青年たちと、彼らを取り巻く人々のユーモアあふれる日常を描き、全12シーズン・279話が制作された。主演はジム・パーソンズ(シェルドン役)、ジョニー・ガレッキ(レナード役)、ケイリー・クオコ(ペニー役)ら。
本作は、アメリカ国内外で圧倒的な人気を博し、多くの賞を受賞。スピンオフ第1弾『ヤング・シェルドン』では、シェルドンの少年時代を描き、2024年まで放送されている。また、2024年には第2弾スピンオフとして『Georgie and Mandy’s First Marriage』が発表され、シェルドンの兄ジョージーとその妻マンディの新婚生活を描いて話題となった。
今回発表された『Stuart Fails to Save the Universe』は、シリーズ3作目のスピンオフであり、これまでの前日譚スタイルとは異なる、新たな展開が期待されている。

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