全米お騒がせセレブ一家「カーダシアン家」の次女でリアリティースターのキム・カーダシアン(38)が、自身の矯正下着ブランド「Kimono」の名前が、「日本文化の盗用」だと批難殺到している件についてついに返答した。ニューヨーク・タイムズ紙が伝えている。
これまで、コスメブランド「KKW Beauty」や香水ブランド「KKW Fragrance」など、様々な商品をプロデュースしているキム・カーダシアン。そんなキムが先日、新たに矯正下着ブランド「Kimono」をローンチすることを発表した。
どんな体型にも合うXS~XXLサイズといった幅広いサイズ展開に、どんな肌にも合う豊富なカラーバリエーション、また洋服のスタイルによって選べる形など、自身が長年かけて夢見てきた、自信のある商品であるとアピールした。
Finally I can share with you guys this project that I have been developing for the last year.
I’ve been passionate about this for 15 years.Kimono is my take on shapewear and solutions for women that actually work.
Photos by Vanessa Beecroft pic.twitter.com/YAACrRltX3
— Kim Kardashian (@KimKardashian) June 25, 2019
しかしその矯正下着ブランドの名前が「Kimono」であり、商標登録も申請していることから、日本の伝統衣装である本来の着物に対する文化の盗用、「日本を侮辱している」「バカにするな」「全然着物じゃない」「着物を汚さないでほしい」とバッシングの声が殺到した。さらにキムに「Kimono」という名前をやめるよう「#KimOhNo」という反対運動のハッシュタグも広まっている。
批難殺到の中、ついにキム本人がこの件について、ニューヨーク・タイムズ紙を通し声明を発表した。
キムは「私は会社名を『Kimono』と名付けることにしました。日本のルーツから切り離してではなく、日本の衣服においての美しさと細部への敬意からきているのです」と、日本への敬意を示した。
さらにキムは「私の補正下着ブランドは、包括性と多様性がコアとなって構築されており、私はこの商品に非常に誇りを持っています」「今後、伝統的衣服(着物)に似ていたり、不名誉な衣服をデザイン、または販売することはしません」と明かし、さらに商標登録の件についてキムは「商標登録の出願は、製造元識別のためのものであり、私が私の補正下着にその単語(『Kimono』)を使うことを許可してもらうためのものですが、この場合、伝統的な着物を作れなくなったり、『Kimono』という言葉を使えなくなってしまうという排除、または制限をするわけではありません」と、問題はないことを明らかにした。
「日本の文化においての着物の重要性について理解、そして深い敬意を持っています」と、最後にまた日本への敬意を払ったキムだが、どうやら名前を変更する気はいまのところなさそうだ…。
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