人気DJ/音楽プロデューサーとして知られるディプロ(40)が、かつてまわりから「ジャスティン・ビーバーと一緒に仕事をしたらキャリアが終わる」と警告されたというエピソードを明かした。
ディプロといえば、これまでにたくさんのアーティストたちとコラボしており、過去にはスクリレックスとのユニット「Jack U」でジャスティン・ビーバーとコラボを果たし、リリースした楽曲「Where Are U Now」は大ヒット。さらにディプロが所属するグループ「メジャー・レイザー」とジャスティンのコラボ曲「Cold Water」も大ヒットを飛ばした。
そんなディプロだが、実はまわりの人たちから、ジャスティンとコラボしたらキャリアが終わると警告されていたのだという。
「ES Magazine」のインタビューでディプロは「ジャスティンとコラボしたらお前のキャリアは終わるぞと言われたんだ。当時ジャスティンは最も不人気なアーティストの一人だったんだ。でもオレは、オレたちで何かクレイジーな曲をを作ることができれば、その音楽を通してジャスティンの評判も払拭できると思ったんだ。そうしてオレたちはやってやったのさ」と語った。
確かに「Where Are U Now」リリース前の、2014年頃のジャスティンは、隣人宅へ卵を投げつける事件を起こしたり、危険運転の疑いで逮捕されたりと、世間からはバッドボーイとして認識され、かなり評価が落ちていた時期であった。そんな時期でもディプロは、ジャスティンの才能を信じ、音楽で勝負しようと持ち掛けたようだ。
さらにディプロはジャスティンをラスベガスへ連れて行ったときの話をした。ジャスティンはベガスにいる大人たちのためにパフォーマンスをしたという。「オレたちは自分たちの楽曲をプレイすると、ジャスティンは『ワオ、ぼくの年齢くらいの人々がこんな風に楽しんでいる姿を見たことないよ』と言ったんだ。これがポップミュージックの現実なんだ。ある時点で、自分の年代の層に成長しなければいけないんだ。多くのアーティストがそれができていない」と明かした。
それまでジャスティンはずっとアイドル路線で、ファン層も若い女の子がほとんどで、そこから抜け出せないでいたので、そこはジャスティンにとっても葛藤だったかもしれない。しかし2015年リリースのアルバム「パーパス」からはジャスティンはアイドルではなく、アーティストとして高く評価され、成長を遂げていった。
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