6月28日(金)に日本で世界最速公開を迎え、興行収入もすでに13億円を突破した『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。本作から新たなメイキング映像が公開された。
現地時間の7月2日(火)をもって遂に全米でも公開となり、その初日は、北米における火曜日歴代最高興収を記録する好スタートを切った。日本のみならず、全世界で“スパイダーマン旋風”がまさに巻き起ころうとしている。
そんな本作から新たなメイキング映像が解禁!トム・ホランドをはじめとした重要人物たちが本作の魅力を語る内容だ。
本作について、「『アベンジャーズ/エンドゲーム』の直後の世界」と語るのはケヴィン・ファイギ。マーベル・スタジオ社長である彼の発言は常に世界中の映画ファンの注目を集めている。
本作ではアインマンを失った世界で、深い喪失感に見舞われるピーター。周囲からの“ネクストアイアンマン”の声とは裏腹に、次第にスパイダーマンである自分と距離を置こうとする。
しかし、ケヴィンは「スパイダーマンはそうはなれない。世界に対する責任があるからね」と続ける。彼の言う通り、友人たちとの旅行を楽しむピーターの前に現れたのは、風・水・火・土の四大元素を操る“エレメンタルズ”と呼ばれるクリーチャーズ。世界を脅かす未知なる脅威の出現により、ピーターは、スパイダーマンである運命とどう向き合うのか!?
そんなピーターの運命を左右する人物の1人が、MCUではお馴染みのキャラクター、ニック・フューリーだ。アベンジャーズを束ねていた国家組織S.H.I.E.L.D.の長官だったフューリーは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』での出来事で組織が解体してもなお、世界を守るため陰ながらアベンジャーズを支えてきた。本作では、スパイダーマンの前に突然現れ、新たなヒーロー・ミステリオと共に“エレメンタルズ”を倒すミッションを与える。
【動画】映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』世界へ飛び出せ! スパイディ編
MCU作品でニック・フューリーを演じ続けるサミュエル・L・ジャクソンは「フューリーはピーターに関してはかなり懐疑的」という。「トニー・スタークがアイアンマンの後継者としてピーターを選んだ理由が、彼にはまだ理解できないんだ」と続ける。
それでも、サノスのスナップ(指パッチン)によって5年間不在にしていたフューリーにとって、アイアンマンもキャプテン・アメリカもいない未知の世界で、頼れるのは16歳のスパイダーマンと、謎のヒーロー・ミステリオ。3人のチームワークはいかに!?
「“親愛なる隣人”のスパイダーマンとは違う。規模が格段にデカい」と証言するように、“親愛なる隣人”から“真のヒーロー”、さらに新たなアベンジャーズの中心人物へと導くことが出来るのか、ニック・フューリーが本作において大きなカギを握る人物であることは間違いなさそうだ。
さらに、ジョン・ワッツ監督は本作について「ピーターが前に進む姿を描いている」と語る。前作『スパイダーマン:ホームカミング』では、自分の力を過大評価し、アイアンマンに認めてもらうべく、突っ走っては失敗を繰り返すピーター。
身近な人たちを守るために強大な敵に立ち向かったことで、最後はアベンジャーズではなく“親愛なる隣人”として戦う決意を固めるピーターの姿を映し出したジョン・ワッツ監督。MCUファンからも「スパイダーマン見直したよ」「最高のスパイダーマンの始まり」と高い評価を得た。
本作では、新たな脅威から世界を救うためアイアンマンの“鉄の意志”を受け継ぎ、“真のヒーロー”となることを迫られるスパイダーマンこと、ピーター・パーカーの葛藤と成長を本作では、どのように描いているのか気になるばかり。
さらに、本作の見どころは、スパイダーマンの成長する姿だけではない。MCUフェーズ3の完結作である本作が、フェーズ4へどうつながる作品となるのかも、注目を集めている。
すでに本作を観た人たちからは「エンドロールまで絶対帰っちゃだめなやつだ」「最後の最後まで衝撃。見逃し厳禁だぞ!!!」とエンドロール後の映像に対する声が多数あがっており、本作の最後の最後に、フェーズ4へ繋がる“何か”が隠されているのかもしれない…。
公開情報
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
大ヒット公開中!
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