今年2月に海外で流行し、社会問題となった恐怖の「モモ チャレンジ」がハリウッド映画になることがわかった。
「モモ チャレンジ」は、YouTubeやコミュニケーションアプリの「What’s up」などの、SNSを通したいじめ、サイバーブリングの一種であり、オンライン・チェーンメールだ。奇妙な生き物モモは、見る人やメッセージを受信した人に「人を刺せ」「コンセントにフォークを入れろ」「自分を殺せ」と指示し、バイオレントな行為を促す恐ろしい内容だ。また指示された行為を行わないと、家にモモがやってくる、個人情報を流出させるなどと脅してくる。
イギリスの、オンラインの安全を管理する団体「National Online Safety」は、子供を持つ親に危険性を呼びかけるなど、非常事態と化し、社会問題となった。またこのモモは、日本の芸術家である相蘇敬介が、2016年に発表した「姑獲鳥(うぶめ)」という作品なのだが、そのインパクトある恐怖を感じる見た目から、このモモとして使われてしまったようだ。
そんな「モモ チャレンジ」が、ハリウッドでホラー映画化されることが決定したのだ。
「オリオン・ピクチャーズ」は「モモ チャレンジ」が題材の映画を製作することを発表。有名ホラー映画「リング」や「呪怨」を手がけ、ジャパン・ホラーブームの火付け役となった、映画プロデューサーの一瀬隆重や、映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のプロデューサーで知られる「ヴァーティゴ・エンターテインメント」のロイ・リーらがタッグを組むことが明らかになっている。
公開日やキャストについてはまだ何も決まっていないようだが、今後注目のホラー映画になりそうだ…。
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