現地時間1月6日に開催された第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式にて、エマ・ストーン(30)が謝罪。いったい何を謝ったの?
映画「ラ・ラ・ランド」(2016)でゴールデン・グローブを獲得したエマ・ストーンは、今年、「女王陛下のお気に入り」での演技により、助演女優賞部門にノミネート。「小悪魔はなぜモテる?!」(2010)以来、おなじみのアワードだが、第76回授賞式は彼女にとって、痛烈な皮肉から幕を開けた。
ホストを務めるサンドラ・オーは、韓国系カナダ人。ドラマ部門主演女優賞にノミネートされている彼女自身の躍進を含め、昨年は「好きだった君へのラブレター」(NETFLIX)など、アジア系をフィーチャーした作品が光る1年となった。
そのうちの一本である映画「クレイジー・リッチ」は、コメディ/ミュージカル部門作品賞を含む複数カテゴリーにノミネートされており、サンドラ・オーは本作を「アジア系アメリカ人が主人公となった初のスタジオ映画」と称えた。
このとき彼女が引き合いに出したのが、白人であるスカーレット・ヨハンソンが、原作では日系だった主人公を演じ物議をかもした映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」(2017)、そしてエマ・ストーンの主演作「アロハ」(2015)だ。
映画「アロハ」でエマ・ストーンが演じた役柄の設定は、「ハワイの血が4分の1入り、父親が中国系ハーフ」という、白人である彼女自身とは程遠いもの。映画公開時には、ホワイトウォッシュだとさんざん批判された。
そのため本作を皮肉られたエマは、ステージ上のサンドラ・オーに対し、「ごめんなさい!」と大声で謝罪。サンドラが受け入れる仕草をしたことで、長らく続いた論争に、ようやくひとつの終止符が打たれたようだ。
Sandra Oh: ["Crazy Rich Asians"] is the first studio film with an Asian American lead since "Ghost in the Shell" and "Aloha."
Emma Stone [in the crowd]: I'M SORRY! pic.twitter.com/YI1S7sLvPH
— David Mack (@davidmackau) January 7, 2019
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