8月3日、テキサス州エルパソのショッピングモール内にあるウォルマートにて無差別銃乱射事件が発生。現在のところ少なくとも20人が亡くなり、26人が負傷した。これに関し歌手のリアーナ(31)が、米国大統領を批判するコメントを出した。
容疑者は21歳になったばかりの白人の男性。目撃者によると、容疑者は黒いTシャツなど黒っぽい装いで、まず駐車場で約60初発砲したのち、ウォルマートに侵入したと言われている。また容疑者と思われる人物が犯行前に犯行声明を投稿しており、それによるとヒスパニック系移民に対するネガティブなコメントや、共和党、民主党両党のリーダーが国を失墜させているという批判などが綴ってあり、これらが銃乱射の原因なのではと現在FBIが調査をしている。
これに対しドナルド・トランプ大統領はコメントを発表。「テキサス州エルパソの銃乱射は悲劇なだけでなく、卑怯者の行動だ。私は嫌悪的行動を非難する国民の味方。罪なき人を殺すにあたり、どんな理由や言い訳も正当化できない」と事件について綴った。
これを見たリアーナはトランプ大統領を痛烈に批判。彼女は「ドナルド、あなたは“テロリズム”のスペルを間違えたわね。あなたの国は数時間のうちに2つもテロリスト攻撃に遭って、全部でほぼ30人の罪なき命を失ったのよ」「このテロリストは殺人ライフル(AK-47)を合法で買うことができた」「ビザよりも簡単にライフルを手に入れることができる国ってどんな国なの!壁を作って、テロリストを国内に留めさせる国とはどんな国?」と批判と疑問の声を投げかけた。リアーナは最後に「テキサス、カリフォルニア、オハイオ州の犠牲者とその家族に深い追悼を申し上げます。誰も、誰もこんな風に殺されるべきじゃない!」と意見した。
pic.twitter.com/IzjXncVbmhhttps://twitter.com/realdonaldtrump/status/1157868518823596032— Rihanna (@rihanna) August 4, 2019
またこのテキサス銃乱射事件やトランプ大統領に対し多くの著名人がコメントを投稿している。
ニック・ジョナス
「エルパソのことを聞き心が痛いです。被害者の方とご家族に祈りを贈ります。僕たちは変わらなければいけない」
ジョン・レジェンド
「大統領が定期的に殺人鬼をインスパイアしている。彼も問題の一部だ」
リース・ウィザースプーン
「言葉がありません。エルパソ被害者の方々の家族や友人を思うと心が壊れそうです。この銃による暴力を止めるためにもっと努力しなければなりません」
リリ・ラインハート
「エルパソで今日起きたことを知って、胃が痛い。私達の国でこんなことが起こっているのに、だれも何もしないっていうのが信じられない。法律が変わるまでに人が死ななきゃいけないの?」
I am sick to my stomach over what has happened in El Paso today. I can’t believe this is happening in my country and no one is doing anything about it. Who has to die for laws to change?
— Lili Reinhart (@lilireinhart) August 3, 2019
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