映画「ハリー・ポッター」シリーズや、実写版「美女と野獣」の女優、そして活動家として知られるエマ・ワトソンが、職場でのハラスメントに悩む女性たちへ法的なアドバイスをする相談ダイヤルを設立した。theguardian.comなどが伝えている。
これまでにもエマ・ワトソンは、国連女性親善大使として、2014年にジェンダー平等行動主義に関する性差別撤廃の演説をしたり、セクハラ撲滅組織「Time’s Up」を立ち上げ、女性の立場について訴えてきており、またボランティアや莫大な寄付など慈善活動にも積極的に取り組んできている。
そんなエマが今回、職場のセクハラに悩む女性たちのための相談ダイヤルを設立した。「TUC(イギリス労働組合会議)」の調査によると、イギリス人女性の2人に1人が職場でのセクハラを経験したことがあるのだという。これに対しエマは「ついに人々がこの問題に対する規模に対し理解し始めているように感じます。職場での嫌がらせに関する、近年の国際労働機関の条約で、この問題に対する新たな予防と説明責任がしっかりと明確になることを期待しています」とコメントしている。
エマが設立したこのサービスでは、イングランドとウェールズ限定ではあるが、職場でセクハラを受けた女性たちが、電話にて無料で法的アドバイスを受けることができるという内容。エマは「セクハラをされた場合、自分にはどんな権利があり、どうやって主張することができるか、その選択肢を理解することは、すべての人にとって安全な職場を作るための非常に重要な部分です。この相談ダイヤルでは、どのような場所で働いているかに関わらず、すべての女性を支援することを保証する大きな一歩なのです」とコメントしている。
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