ゴールデン・グローブ賞映画の部において、「作品賞」「主演男優賞」を見事に獲得した映画「ボヘミアン・ラプソディ」のメイキング映像が公開され話題を呼んでいる。
日本時間1月7日朝に開催された第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式にて、映画の部、ドラマ部門で「ボヘミアン・ラプソディ」が作品賞を受賞。また主演を務めたラミ・マレックは、男優賞を受賞し2部門での栄冠となった。
JustJaredによるとこの授賞式が行われる前日の1月6日、「ボヘミアン・ラプソディ」の監督を務めたブライアン・シンガーは自身のインスタグラムに動画を投稿。これは同作の最後に、クイーンの伝説の舞台「ライブ・エイド」のパフォーマンスを完全再現したシーンの、撮影時のものだ。
このシーンでは、フレディ・マーキュリー役ラミ・マレック、ブライアン・メイ役グウィリム・リー、ジョン・ディーコン役ジョセフ・マッゼロ、ロジャー・テイラー役ベン・ハーディーが、クイーンのメンバーをそれぞれ完璧に再現する演技が大きな話題を呼んでいる。
この場面をスクリーンで見ると、ラミらクイーンが何万人もの観客の前で大歓声の中パフォーマンスを行っている。しかしこの動画で客席に写っているのは、前列にカメラマン、少し後ろに数十人の観客のみ。その中でラミ・マレックは完璧にフレディーの声に口を合わせ、なりきっている。そしてこの撮影の様子を笑顔で撮影しているブライアン・メイ本人の貴重な姿も見られる。
ブライアン・シンガー監督はこの動画に「撮影のファースト・ショット、ファースト・テイク」とキャプションをつけ、これがこの映画の一番最初のショットであったことを明かした。
たった数十人の前でのパフォーマンスを、あたかも満員のスタジアムで行っているように見せた俳優&スタッフ陣。いくつもの賞を受賞するのも大いに納得だ。
完成版の映像
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— Bohemian Rhapsody (@BoRhapMovie) January 2, 2019
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