今年7月6日に、てんかんの発作を起こし眠ったまま亡くなったディズニー・チャンネルの俳優キャメロン・ボイス(20)。彼の死後初めて両親がインタビューに答え、その胸中を語った。
キャメロン・ボイスは7月6日、眠ったまま反応の無い状態であるところをルームメイトにより発見された。救急隊が駆けつけ蘇生を試みたたが、残念ながらその場で死亡が発見された。まだたったの20歳であった。
8月14日、米ワイドショー「Good Morning America」はキャメロンの父ヴィクターと母リビー・ボイスのインタビュー映像を公開。その中で父ヴィクターさんは、キャメロンが亡くなる数時間前まで彼と一緒にいたことを明かした。
ヴィクターさんは「キャメロンが亡くなった夜、数時間前まで一緒にディナーをしていたんだ・・・彼は本当に普通で、美しい家族のディナーだった・・・何か彼に異変が起こっているなんて全く見えなかった。その数時間後に我が息子が死ぬなんて、知るよしもなかった。本当に変だし最悪だよ。ディナーの後もメールをしていたのに」と、最後となってしまったディナーについて説明した。
母リビーは、キャメロンが生前悩まされていたてんかんについて「彼はてんかんに負けたくなかったし、実際に負けていなかった。彼は人生を愛していたから。彼はいつも・・・私にとってこれが一番つらいのですが、彼はいつも本当に幸せだったの。常に。彼の口からネガティブなことが出てきたことは一度もなかった。一度も!自分なりの楽しみ方をみつけていたのです」と、キャメロンが持病にも負けず常に楽しんでいたことを明かした。
また、キャメロンが生前一生立ち上げたチャリティも、今後は彼のあとを引き継いでご両親が行うとも語った。
「彼は本当に慈善活動に力をいれていた。自分の声を使い、ポジティブなことをして世界を変えなさいという私達の教えを守ってくれていた。彼はそれを始めたところだった」
「彼が残したものはとても貴重なんだ。世間に、ただのディズニーの子として覚えててもらいたくなくて。彼はそれ以上の存在だったからね・・・彼は自分という人をみんなに知ってほしかった」
キャメロンはディズニー・チャンネル「ジェシー!」のルーク役や、「ディセンダント」シリーズでカルロス役を演じ有名になった。現在彼は火葬され、遺灰は父ヴィクターさんが受け取ったと報じられている。
キャメロンは2018年9月、安全な飲み水を確保することが難しいアフリカの国々へ水を提供する非営利団体「The Thirst Project」とコラボし、Tシャツをデザインするなどしていた。その際インスタグラムでは「Tシャツなどを買って、人々を助けよう!ラッキーな人には僕から直接電話してお礼を言うよ」と、寄付を促進していた。
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