人気歌手テイラー・スウィフトが、8月23日(金)に通算7枚目となる待望の新アルバム「Lover」をリリース。世界中のファンやセレブたちが同アルバムを絶賛する中、なんとあのスクーター・ブラウンも「Lover」リリースを祝福するツイートをし、話題となっている。E!Newsなどが伝えている。
今年6月、ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデらの敏腕マネージャーとして知られるスクーター・ブラウンが、カントリー・ミュージックに特化したレコード会社「ビッグ・マシーン・レコード」を約300億円で買収したことがニュースとなった。テイラー・スウィフトは同レコード会社に昨年まで所属しており、彼女の過去の楽曲の原盤権が同社にあるため、実質彼女の過去の楽曲の権利がスクーターのものとなった。テイラーは「ビッグ・マシーン・レコード」に不当な扱いを受けたことや、これまでスクーターに長年イジめられてきたことをSNS上に書きつづり、スクーターに楽曲の版権を奪われてしまうことの悲しさを書きつづった。
多くのセレブがテイラーのサポートをする一方、スクーターの関係者はスクーターをサポート。また「ビッグ・マシーン・レコード」のCEOは、テイラーの言い分には間違っている点があると指摘し、反論文を公開。両者の言い分は真っ向から対立していた。
そんな中、テイラーが、新アルバム「Lover」をリリース。するとスクーターがツイッターで「どんなことを言われたかは関係なく、真実は、あなたは信じ続けていたに違いないということ。『Lover』はすばらしいアルバムだ。おめでとうテイラー。サポートはいつだって健全なオプションであったよ。すばらしいアルバムですばらしいキャンペーンだ。おめでとう」と、これまでテイラーとの問題に一切コメントしてこなかったスクーターが、ついに口を開き、そしてテイラーのアルバムを称えた。
Regardless of what has been said the truth is you don’t make big bets unless you are a believer and always have been. Brilliant album with #Lover. Congrats @taylorswift13. Supporting was always the healthier option 😊 #brilliantalbum #brilliantcampaign congrats
— Scott “Scooter” Braun (@scooterbraun) August 23, 2019
テイラーとの仲を良くしたい様子のスクーターだが、これを読んだファンたちは「サポートってリベンジポルノのこと?(スクーターのクライアントであるカニエ・ウェストの『フェイマス』のMVのこと)」「サンキュー、ネクスト」「ねずみはねずみ」「テイラーはあんたからの祝福は求めてない」「私たちファンのこともバカにしているの?」などと、スクーターを批判するコメントを多く投稿している。またテイラー本人はスクーターのこのツイートには一切何も反応していない。
テイラーは、「Lover」のリリース前日、アメリカの朝の番組「Good Morning America」に出演し、過去のアルバム1~5作品を2020年11月から再レコーディングし、新たなものの版権を自分が所有することを明らかにした。次のステップに進んだテイラーだが、スクーターや「ビッグ・マシーン・レコード」との問題は解決できるのか気になるところではある。
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