マーベルの人気映画「スパイダーマン」シリーズでピーター・パーカー役を務める俳優のトム・ホランドが、同作がMCUを離脱する危機に面している事態についてコメントをした。
Varietyは先日、「スパイダーマン」シリーズを共同出資しているソニー・ピクチャーズとディズニーが金銭的な面で同意せず、交渉が決裂したと報道。もし決裂が確定すれば、MCUの世界にスパイダーマンは登場できないことになり、「スパイダーマン:ホームカミング」「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」で主人公ピーター・パーカーを演じているトム・ホランド、MJ役ゼンデイヤらの出演の機会もなくなってしまう可能性がある。
このニュースを聞いたファンが衝撃を受けている中、俳優トム・ホランドは米時間8月24、25日、カリフォルニアのアナハイムにて開催されているディズニーファンの最大級のイベント「D23 Expo」のステージに出演。トムはピクサーの最新作「2分の1の魔法(原題:Onward)」のプロモーションとして登場したが、ここでスパイダーマンの件について触れた。
Deadlineよるとトムは「クレイジーな一週間でした。でもみんなに知ってほしいのは、僕は心の底から感謝していて、3000回愛しているよ」とコメント。この「3000回愛している」というのは「アベンジャーズ/エンドゲーム」で、トニー・スターク(アイアンマン)の娘がトニーに言った、今では有名なセリフであり、これを使いファンに感謝を伝えた。
The stars are bright at #D23Expo! #PixarOnward pic.twitter.com/nBPcG7MzAd
— Pixar (@Pixar) August 25, 2019
さらに、今回「2分の1の魔法」では「アベンジャーズ」で共演したクリス・プラットと再タッグとなっているトム。彼は「前回ぼくたちがここにいた時、タイタンで戦う宇宙の仲間だった。そして今回はエルフの仲間で、ロサンゼルスで戦っている」と、前回2017年の「アベンジャーズ/インフィニティウォー」のプロモーションで出演した過去を振り返った。
ちなみにクリス・プラットはインスタグラムのストーリーにて、トムとのバックステージ裏動画を投稿。「トムが来てるなんて誰も知らないんだ。これからサプライズするよ」と話すクリスの後ろで、トムが「しーっ」っとジェスチャーしているのが可愛らしい。
Chris Pratt (@prattprattpratt) and Tom Holland (@TomHolland1996) show off the brand-new #PixarOnward poster from #D23Expo. pic.twitter.com/DsMUDvacMH
— Walt Disney Studios (@DisneyStudios) August 24, 2019
またトムとマーベル・スタジオの製作社長であるケヴィン・ファイギはEntertainment Weeklyのインタビューに出演。トムは「これからどういう形になるか分からないけど、僕はスパイダーマンを演じ続けるし、最高の時間を過ごすよ。どうにか方法を見つけて、さらにクールにしたいね」と、今後も同役を務めると断言。ケヴィン・ファイギは「スパイダーマンは元々、永遠に時間があるわけじゃないとわかっていたけど、僕たちが伝えたかったストーリは伝えることができた」とコメントしている。
MCU or no MCU, @TomHolland1996 is excited to keep playing Spider-Man. “We’ll find new ways to make it even cooler somehow.” #D23Expo pic.twitter.com/crNU3BNvAT
— Entertainment Weekly (@EW) August 24, 2019
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