ハリウッドスターのレオナルド・ディカプリオ、映画監督のクエンティン・タランティーノ、プロデューサーのシャノン・マッキントッシュが26日、都内で開催された映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ジャパンプレミアに登壇。レオナルドはタランティーノ監督と仕事ができたことの喜びを語り、タランティーノ監督は妻の妊娠に対するファンからの祝福に頬を緩めた。
タランティーノ監督にとって長編9作目となる物語の舞台は、1969年のハリウッド。落ちぶれている俳優のリック・ダルトン(レオナルド)、そしてリックのスタントマンを務めているクリフ・ブース(ブラッド・ピット)が、変わりゆくハリウッドで自分たちも変わろうと奮闘する姿を描く。実在の女優シャロン・テート役で、マーゴット・ロビーも出演している。
レッドカーペットでの丁寧なファンサービスを終えたタランティーノ監督は、舞台に登壇するなり「ドウモアリガトー!」と詰めかけたファンに向かって日本語で挨拶。「日本のビッグなプレミアにようこそ!日本に戻ってくることができて、タラちゃんはとっても幸せです!皆さんも聞いているかもしれませんが、妻が妊娠しているので、小さなタラちゃんがこれから産まれてきます!」と、妻のダニエラ・ピックさんとの間に第一子が生まれることに喜びを爆発させる。
「キャリアの当初から、日本はいつも僕を歓迎してくださるので、とても感謝しています。皆さんの色々なグッズにサインできて、とてもうれしかったです」と日本のファンとの交流を楽しんだ様子のタランティーノ監督。観客からダニエラさんの妊娠に対して「おめでとう」と祝福を受けると、感謝を示しながら「妻にも伝えておきます!」と頬を緩めた。
一方のレオナルドは、初共演を果たしたブラッドを「俳優として優れていることはもちろん承知していますが、人間的にも余裕がある人で、様々なものを私に与えてくれました」と称賛し「私にとって、この映画で最もよかったところは、クエンティン・タランティーノ監督と仕事ができたこと、そしてリックについての話し合いができたことなんです。リックには、とても脆いところがあるのです」とコメント。
そしてレオナルドは「この映画は、彼の人生の二日間を描いているのですが、これから先は私にできることはありません。皆さんに託します。ぜひ、皆さんがこの映画を気に入っていただけることを祈っています」とファンに向かって白い歯を見せ、これに続いてタランティーノ監督は「エイガミテネー!アリガトー!」と日本語で絶叫して会場を後にした。
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