歌手のテイラー・スウィフト(29)が出席した授賞式でスピーチを行った際、「平等法案」支持を訴え、ホワイトハウスに回答を要求した。
テイラー・スウィフトは現地時間8月26日米ニュージャージー州ニューアークにてMTVが主催の授賞式「MTV ビデオ・ミュージック・アワード」に出席。シングル「You Need To Calm Down」と「Lover」を華々しくパフォーマンスし、授賞式をスタートさせた。
さらに彼女の楽曲「You Need To Calm Down」は「年間最優秀ビデオ賞」と「ビデオ・フォー・グッド賞」を見事に獲得し、テイラーは受賞スピーチを行った。
同曲のMVにはLGBTQの人物が多く出演しており、同コミュニティのアンセムだともいわれている。テイラーは受賞スピーチで性的指向や性別によって起こり得る差別をなくすために平等法案(Equality Act)を支持するよう呼びかけた。
「私達は法的に平等な権利を持つべき。(テイラーが始めた)署名活動にサインしてくれたみんな、ありがとう。今も活動は進行中よ。50万人以上もの人がしてくれて、それはホワイトハウスから回答を受けることができる数字の5倍の数よ」
"As someone who has grown up in this world, and felt very misunderstood for a very long time, I love the fact that she is using this platform." Todrick Hall, co-executive producer of Taylor Swift's "You Need To Calm Down" video, on the star's #VMA speech. https://t.co/i0DXiSVpj2 pic.twitter.com/TlnUoyzplO
— CNN (@CNN) August 27, 2019
するとホワイトハウスの代理人はこれを受け、この翌日にPeopleに対し以下の声明を発表した。
「トランプ政権はいかなる差別にも絶対的に反対し、すべての平等運動をサポートします。しかし、今回の形式で下院で可決された法案は、親権と良心の権利を損なう恐れのある危険でいっぱいです」
しかしこの声明、実はテイラーが署名活動を開始した5月にホワイトハウスから出されたものと全く一緒なのだ。こんなことではテイラーの気は収まらないだろう。
テイラーがファンと一緒になり訴え続ける平等法案、今後どうなるか目が離せない。
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