歌手のアリアナ・グランデ(26)が、うつ症状のためファンイベントをキャンセルしたことを発表した。
アリアナ・グランデは現在世界ツアー「スウィートナー・ツアー」のためヨーロッパに滞在中。8月30日にはベルギーでコンサート公演があり、その前にファンと会うミート&グリートのイベントが企画されていたのだが、アリアナはこのファンイベントをキャンセル。インスタグラムのストーリーでキャンセルのコメントを発表した。
「正直になるときが来た。私の不安障害とうつの症状が、ここ最近つねに厳しい状態です。私のすべてをみんなにあげるために、ずっとできる限りがんばっていました。でも今日は特にひどいです」
「パニック障害の発作が数回起き、今日のサウンドチェックパーティーとミート&グリートを開催せず、夜の公演に体力を温存することが懸命な選択だと決断しました」
「愛してるわ。本当にごめんなさい。最高の公演にすることを約束します」
2017年、アリアナが英マンチェスターでツアー公演をした後、まだ多くの客が残る会場で自爆テロが発生。子供を含む22人が死亡し、130人以上が負傷するという悲惨な事件となった。
この事件をキッカケにアリアナはPTSD(心的外傷後ストレス障害)やパニック障害、うつ病を発症。メディアはSNSなどでそれを包み隠さず話している。またアリアナは今回のキャンセルの2日前、事件が起きた英マンチェスターへ戻り、パフォーマンスを披露していた。
マンチェスターのステージでアリアナは「みんなと一緒にいれて幸せよ。私を呼んでくれてありがとう」「ごめんね、とても緊張しているの。もっと言いたいことがたくさんあったけど、気持ちがいっぱいなの。だから…ありがとう」「まさにマンチェスターは私の心のとっても特別場所にあるのよ」と、エモーショナルな様子でスピーチしていた。
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