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ビービー・レクサ、音楽業界の闇を暴露 「プロデューサーにレイプされると思った」女性がひとつになれるよう呼びかけ

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ビービー・レクサ

歌手のビービー・レクサ(30)が、音楽業界の闇の部分を包み隠さずに話し話題となっている。

先日誕生日を迎えたばかりのビービー・レクサは、英国版コスモポリタンの表紙&インタビューに登場。そこで彼女が音楽業界で受けてきた性的嫌がらせ、パワーハラスメントなどの体験を赤裸々に語った。

コスモポリタン表紙

ビービー・レクサは「ロサンゼルスに初めて来た時、とても有名なプロデューサーと仕事をした。彼は私を大勢のソングライターやエンジニアと同席させたんだけど、彼らはみんなドラッグでハイになっているようだった」と話し始める。

「とある作曲家が部屋に入ってきてこう言ったの。『君にはヒット曲はない、俺はたくさんある、だから俺が下の階でパーティをしてる間に君が曲を書いてレコーディングをしてアレンジもしろ。その曲は俺たちが一緒に作ったということになるんだ』」

「私のスタジオに来て、私の足をマッサージしたプロデューサーもいた。一度彼の手は私のひざより上にきて、力が強くなったからとっさに足を引いた。そしたら彼は『だめだめ、俺はやりたいことをやるよ』って言った。でも私は、体を触られたくない人に絶対に触らせないように育てられてたの。彼はすごく有名なプロデューサーだし、私にはヒットソングがなかったからマネージャーにはただ彼と仕事をしろって言われていたけど」

新曲「Not 20 Anymore」

「とある夜、私がスタジオで一人でいた時に(上記とは別の)プロデューサーが男5、6人で入ってきたの。彼の過去についての噂は聞いたことがあったから、耐えられなかった。レイプされると思った。私は静かにタクシーを呼んでどうにか逃げたけど、最悪の夜だったわ」

ビービーを業界の闇から救ったのは、意外にも歌手ケシャの母であったという。ケシャはプロデューサーのドクター・ルークに発掘されデビューしスターとなったが、実は彼女は約10年にも渡り、ルークから性的暴行・精神的な虐待を受けていたとし、彼を相手に訴訟を起こしている。

とある晩、ケシャとケシャの母とディナーパーティで遭遇をしたというビービー。「ケシャのお母さんがわたしのところへやってきて、『やめなさい』とささやいたの。彼女はドクター・ルークのことを言っていた。音楽業界は暗い場所にもなり得るけど、彼女は私に自分の娘(ケシャ)の様になってほしくなかったのかもしれない。わたしはそのアドバイスに従ったし、彼女を信じるという決断はわたしの最高の選択だった」

ビービー・レクサは現在、音楽業界で働く女性をサポートし導く団体「Women in Harmony」を立ち上げ、女性がひとつになれるよう訴えかけている。

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