ネットフリックスの人気ドラマ「13の理由(原題:13 Reasons Why)」のアニ・アチョラ役のグレース・サイフが嫌がらせを受け、ツイッターやインスタグラムなどSNSを削除したことがわかった。teenvogue.comなどが伝えている。
「13の理由」はジェイ・アッシャーの人気小説を原作としたドラマで、自殺した高校生ハンナ・ベイカーが自らこの世を去る決断をした理由に迫る物語。シーズン1ではハンナの自殺の全貌が明らかになり、シーズン2では、裁判が始まりハンナ以外の人物たちの真実も明らかになった。そして8月23日から配信スタートとなったシーズン3では、なんとハンナをレイプしたブライス・ウォーカーが何者かによって殺されてしまうという衝撃の事実から始まる。そして物語の中で、ブライスを殺したのはいったい誰なのかを明らかにしていく…。
シーズン3では、新入生のアニ・アチョラがリバティ高校に転校してきて、アニのナレーションのもの物語が進行していくのだが、そんなアニ役を務めたグレース・サイフが、ネット上で嫌がらせを受けツイッターやインスタグラムなどSNSを削除したのだ。
シーズン3ではアニが、クレイ・ジェンセンやブライス・ウォーカー、そして他生徒たちとの関係が複雑に絡んでいくため、ドラマの中でのアニの発言や行動に過剰に反応する人たちがいたようだ。さらにアニの役だけでなく、グレースが本作に加わったことに反対する人たちもいたようで、グレースのSNSに「お前はドラマを台無しにした」といった嫌がらせのコメントが多く寄せられたようだ。これを受けグレースは、ツイッターアカウントを非公開にし、インスタグラムの画像を全て削除した。
このことに同ドラマでモンゴメリー役を務めた俳優のティモシー・グラナデロス・ジュニアは、インスタグラムにアニ役グレースや、ブライス役のジャスティン・プレンティスらとの笑顔あふれる写真を投稿し「フィクションのテレビ番組のキャラクターをあなたがサポートするかしないかどうかにかかわらず、そこには脚本の言葉に命を吹き込む才能あふれる美しい俳優、女優がいることを思い出してください。私たちのドラマの中で強調しているテーマの一つは、お互いを思いやるということです。ぼくは新たな登場人物に関してオンライン上で言われているヒドい言葉を目にしてきました。みんな情熱的で、ぼくたちもみんなのことを愛している。でもどうか、どうか…キャラクターを演じる才能あふれる女優、俳優たちの仕事をリスペクトし、優しくしてください」と、メッセージを訴えかけた。
https://www.instagram.com/p/B1pc558J-Ul/?utm_source=ig_web_copy_link
映画・海外ドラマ関連を中心に、洋楽や海外セレブ情報も発信。カルチャーとファンの距離を縮める、カルチャーをもっと楽しめるコンテンツをお届け!
☆X(旧Twitter)で最新情報を発信中!今すぐフォロー!