スティーヴン・キングの人気ホラー小説を映画化した『IT/イット』の続編で、完結編となる『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』。前作の27年後を描いた本作の撮影中、大人になったビル役を演じたジェームズ・マカヴォイが、悪夢にうなされていたことを明かした。
Hollywood.comによると、本作でビルを演じるにあたり、マカヴォイはキャラクターについて研究をかさねていたとのこと。研究が進むにつれ、本作で道化師ペニーワイズを演じたビル・スカルスガルドの夢を鮮明に見るようになったのだとか。
「ビルが演じるペニーワイズが、僕が寝ているベッドに横たわって首や背中をそっとなでながら “ジェームズ、起きる時間だ”って言うんだ。僕は夢の中で寝たふりをしていたよ。最悪の夢だった」と語ったマカヴォイ。
マカヴォイは原作を10代のころに読んだ経験があるが、そんなに恐ろしくは感じていなかったという。やはり撮影中のビル・スカルスガルドの怪演に圧倒されたのだろうか。
映画大ヒットも、ある人たちに「申し訳ない」
本作は9月6日に全米公開され、全米興行収入ランキングで初登場1位を獲得。この大ヒットを受け、大喜びのマカヴォイだったが、一方で世界の道化師たちに対して申し訳なくも感じているそう。
「スティーヴン・キングの原作と、この映画のおかげで、人々は道化師を恐れるだろう」とマカヴォイ。ビル演じるペニーワイズの衝撃的なビジュアルと恐ろしい演技のせいで、道化師に対する世界の観点が変わってしまうことに、懸念を抱いた。
『 IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は11月1日(金曜日)に日本で公開される。
映画・海外ドラマ関連を中心に、洋楽や海外セレブ情報も発信。カルチャーとファンの距離を縮める、カルチャーをもっと楽しめるコンテンツをお届け!
☆X(旧Twitter)で最新情報を発信中!今すぐフォロー!