人気歌手テイラー・スウィフトが、動物愛護を訴える団体からのバッシングを受けていた、競馬イベント出演をキャンセルしたことがわかった。theguardian.comなどが伝えている。
先週、テイラー・スウィフトは、11月5日にオーストラリアのメルボルンで開催される世界的に有名な競馬レース「メルボルン・カップ」に、ゲストパフォーマーとして出演することが決定し、新アルバムから2曲をパフォーマンスする予定であることが発表された。
しかしこれに対し、競走馬を守る団体「The Coalition for The Protection of Racehorses」が、テイラーをバッシング。「馬たちはギャンブルやエンターテインメントの利益のために殺されています。もしテイラー・スウィフトが、自分の猫を愛するように全ての動物を愛しているのなら、イベント出演をキャンセルし、いかなる動物虐待も容認しないと強いコメントを出すでしょう」とネット上で声明を発表したのだ。メルボルン・カップでは、2013年以降6頭の馬が亡くなっているのだとう。
そして9月21日(土)、オーストラリアのプロモーターのマイケル・ガディンスキ氏は「残念ながら、テイラーは今年のメルボルン・カップに出演できなくなりました。アジアでのプロモーションスケジュール変更に伴い、ここに来ることが不可能になりました」と、テイラーがイベント出演をキャンセルしたことを発表したのだ。
テイラーのイベント欠席に、動物愛護団体のPETAのエミリー・ライス氏は「これ以上の幸せはありません。このイベント(メルボルン・カップ)は、馬の故障と死に満ちており、血まみれの馬の“と殺”業界と関連しているのです。このような残酷さは、私たちが知る優しい人であるテイラーとは結び付きません。動物たちはエンターテインメントに使われるべきではありません」とコメントし、テイラーの決意を称賛した。
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