日本のお笑い芸人のゆりやんレトリィバァが、イタリア・ミラノで開催されたファッションショー「ミラノ・コレクション」のため、ミラノの街で着た着物姿が下品だと炎上してしまったようだ。
ミラノ・コレクション(ミラノ・ファッション・ウィーク)は、一年の中で最もミラノの街が活気づく、華やかなファッションショー・イベントで、夏と冬の年2回ずつ開かれ、ファッションブランドの新作発表会の総称だ。今年の冬の回は9月17日~23日の1週間開催された。
そんな中、日本のお笑い芸人のゆりやんレトリィバァが、ミラノ・コレクションでの「MSGM」のファッションショーに参加。眉毛のないユニークなメイクと、黒のロングフーディー、水色のタイツにスニーカーという姿で登場した。他にもミラノでのユニークでオシャレなファッションを多数投稿している。
https://www.instagram.com/p/B2rI2JxFNE9/?utm_source=ig_web_copy_link
しかし、ある日本をイメージしたファッション写真が、なんとネット上で炎上してしまったようだ。
9月21日、ゆりやんは「ミラノコレクションに来させていただきました!まゆげ全部なくした」と書き、ミラノの街で猫耳、ピンクのビキニのような上下、そして花柄のピンクとライトブルーの着物のようなものを羽織り、はだしという過激なスタイルを披露したのだ。
https://twitter.com/notinu/status/1175183265864572930?s=20
この姿にネットは「下品すぎる!」「日本国民として侮辱さえ感じる」「なぜ、日本の着物を汚すのでしょうか?最低です」「日本伝統の着物を日本人が間違った着方をするなんて…やめてほしい」「着物はそんな風に着用するものではありません」「ミラノ・コレクションにも失礼」と、批難の声が大殺到し、炎上する事態となってしまった。
少し前にリアリティー・スターのキム・カーダシアンが、自身の補正下着ブランドの名前を「Kimono」にしようとし、商標登録申請まで行ったことで、日本の伝統衣装である着物を侮辱していると批難され、その後謝罪し、名前を変えるということがあった。
その件もあり、改めて着物の良さを伝えなければいけない中で、ゆりやんの着物をあまりよくない形で着崩したファッションに、非難が殺到してしまったようだ。
またゆりやんといえば、今年6月にアメリカの人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演。流暢な英語と爆笑ネタで、審査員も観客たちも拍手喝さいとなり、大活躍を果たした。それだけ現在影響力のある存在なだけに、日本のネットユーザーたちは、日本代表ととらえられるゆりやんに責任を感じてほしかったのかもしれない。
この件に関しゆりやんはコメントは出していない。
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