孤独だが心優しかった男が<悪のカリスマ>に変貌していく衝撃のドラマを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストで描くサスペンス・エンターテイメント『ジョーカー』が10月4日(金)に日米同日公開となる。
第76回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、今年一番の拍手喝采とブラボーの嵐と共に8分間のスタンディング・オベーションが巻き起こり、最高賞となる<金獅子賞>を受賞した。この度、今世紀最大の衝撃作の公開を目前に控え超豪華キャスト陣が集結したUSプレミアが、現地時間9月28日(土)日本時間9月29日(日))にTCLチャイニーズ・シアターにて華々しく開催された。
アーサー=ジョーカー役ホアキン・フェニックス、アーサーが秘かな好意を抱くソフィー役のザジー・ビーツ、アーサーの母親役のベテラン女優フランセス・コンロイ、監督・製作・共同脚本を務めたトッド・フィリップス等が集結し、大盛況のプレミアイベントとなった。
「どんな時も笑顔で」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。ピエロ=コメディアンとして世界を笑わせようとしたひとりの“人間”が、なぜ狂気溢れる“悪のカリスマ=ジョーカー”に変貌したのか?本作で初めて、切なくも衝撃のジョーカー誕生の理由が語られる。
第 76回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門への正式出品、第44回トロント国際映画祭のガラ・プレミア部門に選出され、世界の映画関係者が「本年度アカデミー賞最有力」と絶賛と注目を浴びせている本作。プレミア会場には、ジョーカーのイメージカラーである緑色のカーペットが敷かれ、その周辺には開演前から大勢のファンが集まり、道の反対側にもファンたちが溢れかえった。そんな会場に主演のホアキン・フェニックスが登場すると会場のボルテージは最高潮に達した。そして、声援と拍手で迎えられたキャスト&スタッフたちは一人一人サインや、写真撮影に応じた。
ハリウッドで初お披露目となるこのプレミアには、69 ヶ国で No.1 を獲得したアメコミ映画『アクアマン』 のジェイソン・モモアも祝福に駆け付けた。
さらに同じく『ダークナイト』のクリスチャン・ベールも「僕は、ヒース(・レジャー)と一緒仕事をしましたが、彼の後にジョーカーを演じるのは、とても勇気がいることだと思う。でも、ホアキンは最高の俳優です。だから、『ジョーカー』を僕は絶対に観たいんです!」と本プレミアには足を運べなかったが、ジョーカーを演じアカデミー賞を受賞したヒース・レジャーと共演したベールは、名優フェニックスの演技に期待を寄せるコメント。
そして、先行して鑑賞した数々のヒーローやヴィランを描 いてきたコミックアーティストの巨匠ジム・リーも、「『ジョーカー』は、激しく、生々しく、魂のこもった作品です。ホアキン・フェニックスの魅力的かつ心をかき乱す演技は、我々の愛すべきヴィランについて、深く完全な洞察を与えてくれました。間違いなく、長年のDCファンは、このつらく苦しい教訓の物語がもたらす 多くの事実と疑問をひも解くため、長い時間を費やすことになるでしょう」とフィリップスのオリジナル脚本での解釈及 び、ベールに同意するかのようにフェニックスの演技を絶賛した。
そんなフェニックスは、プレミア前に実施されたインタビューでは「とにかく映画を成功させたいという気持ちで精一杯でした。僕にとって『ジョーカー』は特別な映画だ。僕は、多くの人が楽しめる映画が好きだ。この作品は、観客の期待に応えられるものになっていると思うよ。だから、日本にもプロモーションで行きたかったよ」と日本のファンへもアピールした。
笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気溢れる<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌したのか? 10月4日(金)、世界は、世紀の瞬間を目撃する。
『ジョーカー』
10月4日(金) 全国ロードショー
ワーナー・ブラザース映画
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