世界で爆発的ヒットし、日本でも絶賛公開中の映画『ジョーカー』。DCコミックスの「バットマン」の宿敵であるジョーカーの誕生秘話を描いた本作で、これまで有名俳優たちに演じられてきたジョーカーという役をホアキン・フェニックスが新たに好演。作品の過激な描写に賛否両論が繰り広げられる中、彼の迫力のある演技は現在、オスカー確実とも言われているほど多方面から高評価を得ている。そんなホアキン・フェニックスがジョーカーを作り出した秘話を語った。
Digital Spy.comによると、ホアキン・フェニックスはジョーカーの役作りを「 “アノ”笑い方から始めたんだ」とコメント。さらにあの独特で病的な笑い方が、ジョーカーへと変貌していく心優しいアーサー・フレックのキャラクターの構築に役立ったという。
本作でアーサーは、緊張すると笑いが止まらなくなってしまう病にかかっている。ホアキンは、病理学的な笑いを徹底研究することから役作りをスタートさせたようだ。まずホアキンは、病理的に笑ってしまうことに苦しんでいる人のビデオを鑑賞し、笑うことが自分では制御できない様子を徹底的に観察したのだとか。
本作や予告編を観た人は、ホアキン演じるジョーカーが病的に笑っているシーンが印象に残っていることだろう。この狂気に満ちた笑いは、まさにジョーカーというキャラクターにピッタリだ。
映画『ジョーカー』予告編
映画『ジョーカー』は10月4日に日米で同時公開。第76回ヴェネツィア国際映画祭では金獅子賞受賞。全米、日本を含む世界66カ国でNo.1を記録し、高い満足度と衝撃の内容に、早くも映画の枠を超えた社会現象を巻き起こしている。
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