英人気歌手エルトン・ジョンが、今年公開されたディズニーの実写版「ライオン・キング」を痛烈に批判した。
エルトン・ジョンは英国版「GQ」のインタビューに登場。1994年に公開されたオリジナルアニメ版「ライオン・キング」では主題歌「愛を感じて(原題:Can You Feel The Love Tonight)」や「サークル・オブ・ライフ」を作曲したエルトンが、今年公開された実写版リメイクについてコメントをだした。
エルトンは「新しい『ライオン・キング』にはかなりがっかりした。音楽をだめにしてしまったと思う。オリジナル版で音楽はかなり重要な役割を果たしていたけど、リメイクではオリジナルほど良くなかった」と、音楽に失望したと話した。
「魔法と喜びが失われている。25年前のサウンドトラックはその年で一番売れたアルバムになったが、それに比べ今年はそれほどチャートの上位に入らなかった。映画の興行成績は良かったにもかかわらず、新サントラはチャートからすぐに消えてしまった」「私がもっと映画製作に関わることができたらよかったけど、同作のクリエイティブや音楽性はオリジナルと違い、私はあまり歓迎されず前ほどリスペクトを持って扱われなかった。それは本当に悲しいことだった。『ライオン・キング』のミュージカル舞台には、ただしい精神が流れていることはすごく嬉しいけどね」
実写版「ライオン・キング」ではあまり歓迎されなかったと、驚きの感想を明かしたエルトン。彼がもっとサウンドトラックに関わっていたら、チャートでの活躍も少し違ったのかもしれない。
エルトンといえば来年夏に舞台ミュージカル化が決定している「プラダを着た悪魔(原題:The Devil Wears Prada)」にて音楽を担当することがわかっている。こちらも一体どんな仕上がりになるのか、期待しているファンは多い。
この舞台は2020年7月14日から8月17日の間、米イリノイ州シカゴにあるジェームス・M・ネダーランダー劇場にてお披露目される。他の劇場での上演についてはまだ不明だ
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