『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督と主演ライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ待望の最新作『ファースト・マン』より、第76回ゴールデングローブ賞の助演女優賞に本作でノミネートされたクレア・フォイの圧巻の演技力が垣間見える本編映像が到着した。
まだスマホも携帯電話もなかった時代に、月へと飛び立ったアポロ11号。それは、人類初の月面着陸という、前人未踏の未知なるミッションにして、人類史上最も危険なミッションだった…。
アームストロングを演じるのは『ラ・ラ・ランド』でゴールデングローブ賞映画部門主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)受賞ライアン・ゴズリング。アームストロングを支える妻ジャネットを、『ドラゴン・タトゥーの女』シリーズ最新作で主演に大抜擢されたクレア・フォイが演じる。
この度到着したのは、本作でゴールデングローブ賞の助演女優賞にノミネートされるだけでなく、『ドラゴン・タトゥーの女』の続編にあたる『蜘蛛の巣を払う女』で新たな主人公にも大抜擢されるなど、まさに今女優として波に乗っているクレア・フォイの圧巻の演技力が垣間見える本編映像。
【動画】『ファースト・マン』本編映像 クレア・フォイ圧巻の演技力
夫が危険なミッションの遂行している間、ヒューストンとの通信を聞いていたジャネット(クレア・フォイ)だが、飛行船があまりにも危険な状況に陥ったためにディーク(カイル・チャンドラー)がわざと回線を遮断。
夫の命に関わる危機的状況を謝絶され、怒りが募ったジャネットは管制室のあるヒューストンへと押しかけ、ディークに「今すぐ回線を戻して」と直談判!冷静な面持ちで「事態は我々の管理下にある」とジャネットを宥めるディークだが、「規定や手順で“管理している”と思うだけ。何ひとつ管理下にない!」と怒号を飛ばし、去っていく。
当時、夫のミッション遂行を支えながら、夫の代わりとなって家庭を守るという、宇宙飛行士たちよりもある意味辛い役割を担っていた妻たち。クレア演じるジャネットは本作の重要な出来事の一つとして描かれる愛娘の死という悲しい現実に直面し、さらに死と隣り合わせの危険なミッションを全うしようと悪戦苦闘する夫ニールの身を案じながらも、二人の息子を育て家庭を支えるとても難しい役となるが、そんな彼女たちの叫びを忘れないようにと、全身全霊で演じるクレアの熱演に期待が高まるワンシーンとなっている。
ジャネットを演じるあたり本人のインタビュー音声を聞き込んだというクレアは「当時ジャネットたちは極度のストレスにさらされていて、感情的にならざるを得なかったから彼女たちの発言は少し辛口なの。ジャネットはじめ宇宙飛行士の妻たちは歴史を作った影の立役者よ。でも彼女たちにスポットが当たることはなかった」と自身の役に対する熱い想いを明かす。
チャゼル監督はそんな難役を見事劇中で体現してみせたクレアについて「クレアの演技を観たのは『ザ・クラウン』だった。今回は国や時代、キャラクターの性格も180度正反対の役だ。でもクレアは見事に役になり切った。アームストロング一家を知る人がセットに訪れると一瞬にして固まっていたよ。“あそこにジャネットがいる”ってね」と関係者までを圧倒させる演技力を大絶賛している。
ほかにも第24回放送映画批評家協会賞や、ヒューストン映画批評家協会賞、シアトル映画批評家協会賞、ダラス-フォートワース映画批評家協会賞、ノーステキサス映画批評家協会賞、バンクーバー映画批評家協会賞、フェニックス・オンライン映画批評家協会賞、オンライン女性映画批評家協会賞と数々の場で助演女優賞に続々とノミネートされているクレア。今後の賞レースを担う名演技を劇中で披露する注目女優クレア・フォイの熱演にも注目だ。
公開情報
『ファースト・マン』
2 月 8 日(金) 全国ロードショー!
©Universal Pictures
©2018 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
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