歌手のテイラー・スウィフト(29)が、自身が出演する映画版「キャッツ」のオリジナルソングを歌う動画が公開された。
日本で2020年1月24日に公開が決定しているミュージカル映画「キャッツ」。世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔であるこのストーリーだが、今回映画用にオリジナルソング「Beautiful Ghosts」が加わった。同曲は「オペラ座の怪人」などで知られる作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、テイラー・スウィフトが共同で作曲をしたことがわかった。
今回この「Beautiful Ghosts」をテイラーがレコーディングで歌う動画が公開。劇中では白猫ヴィクトリアを演じるフランチェスカ・ヘイワードが同曲を歌っている。
「Beautiful Ghosts」誕生の舞台裏
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同曲がうまれた経緯についてアンドリューは「脚本を呼んだ時に『ヴィクトリアのための曲が必要だ』って思ったんだ。この曲は映画全体にとってもかなり重要な役割を果たしているよ」と語っている。
監督のトム・フーパーは「テイラーが書いた非常に美しい歌詞に目を疑ったよ。僕がまだ製作途中だったのに、それをわかっているかのようで、逆にテイラーの歌詞のおかげで僕たちが何をやりたいかが理解できた」と、テイラーの才能に圧巻されたと話す。
テイラーは「キャッツにはモダンな歌詞は書けない。T.S.エリオット(作者)を理解できなかったら、T.S(テイラー・スウィフト)を理解すればいいの。わたしはここにいるわよ(笑)」と余裕のジョークで返した。
イギリスを代表する詩人でありノーベル文学賞を受賞したT・S・エリオットの詩集を元に、テイラー・スウィフトと「オペラ座の怪人」などで知られるアンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を手掛け、「レ・ミゼラブル」などで知られるキャメロン・マッキントッシュがプロデュースを手がけた、まさに天才達が生み出したこの奇跡の作品が、超豪華キャストとスタッフの手により、ついに映画化。
白猫のヴィクトリアを演じるのは、英国ロイヤルバレエ団でプリンシパルダンサーを務めるフランチェスカ・ヘイワード。そのほかコメディアンや司会者として人気を集め、日本でも「SK-Ⅱ」のCMで知られるジェームズ・コーデンがバストファージョーンズを。「ドリームガールズ」(06)で高い歌唱力と演技力を発揮し、第79回アカデミー賞助演女優賞を受賞したジェニファー・ハドソンがグリザベラとして出演。