2016年にこの世を去った、世界的な人気ミュージシャンのプリンスが、生前に書かれた手紙の中で、歌手ケイティ・ペリーやエド・シーランの曲がきらいだったと書きつづっていたことが明らかになった。nypost.comが伝えている。
米時間10月30日(火)、プリンスの遺産管理団体は、プリンスが残した手紙や文書による本「The Beautiful Ones」を出版。その中でプリンスは「私たちが伝えなければいけないのは、どんなにケイティ・ペリーやエド・シーランの曲を押し付け続けられようが、何回も楽曲をかけられてもそれが好きじゃないってことだ」と、ケイティやエドの曲をバッシングし、またテレビやラジオでのプロモーションの在り方について否定する文章を書いていたという。
この本は、プリンスが残した文書と、プリンスの大ファンであるダン・ピーペンブリングによって書かれたもので、彼は生前プリンスから回顧録を書くよう依頼されていたのだという。
「Guardian」のインタビューでダン・ピーペンブリングは、「残された文書の量はおどろくべきものでした。1979年に書かかれたものもあれば、手に届くところには2002年に書かれたものもあった。そこには激しく意図的な瞬間があって、彼は自身のキャリアからの手書きの歌詞を全て集め、それをクリップして、一つの部屋で保存していたんだ。非常にとても貴重でパーソナルなものに見えたよ」と語った。