歌手テイラー・スウィフトの楽曲を、テイラーとは犬猿の仲であるモデル／ファッションデザイナーのキム・カーダシアンが聴いている場面が公開されたのだが、テイラーファンはこれを良く思っていないようだ。
ELLEによるとキム・カーダシアンはインスタグラムのストーリーに、自身のとある撮影をしている動画を投稿。そのスタジオではキムや彼女の夫カニエ・ウェストと確執のある相手、テイラー・スウィフトの新曲「ラヴァ―」がBGMとして流れていたのだ。
これをみたテイラーファンは、「キムは和解しようとしている」「何かのメッセージ」だと推測。しかし一部のファンにとってキムは受け入れがたい存在なため、「がんばったね、でもうちらはバカじゃない」「騙されないよ」「良い曲を作れば、敵も抵抗できず聞いちゃうよね」などとテイラーの肩を持っている。
「キムは何かを企んでる」
https://twitter.com/reputationidsb/status/1190539345675128834
キムはラッパーのカニエ・ウェストの妻。テイラー・スウィフトとカニエ・ウェストといえば、さかのぼること2009年9月、音楽授賞式「MTV ビデオ・ミュージック・アワード（VMA）」でテイラーが楽曲「You Belong With Me」で最優秀女性ビデオ賞を受賞した際、受賞スピーチにカニエが乱入。テイラーのマイクを取り上げ、「テイラー、君の受賞はすごくうれしいしスピーチはあとでさせてあげる。けど史上最高のビデオはビヨンセだ！」と驚きの発言し、テイラーがステージ上で呆然となってしまったことが話題となった。
スピーチに乱入したカニエ
2016年、カニエは楽曲「Famous」をリリース。その歌詞には「オレは今でもテイラーとセックスしたいかもな／なぜなら、オレがあの“ビッチ”を有名（famous）にしたんだから」とあり、テイラーに対し挑発的なメッセージを歌ったことでテイラー側は激怒した。
しかしカニエと妻のキムは、テイラーに電話でこの歌詞の許可をとったと反論し、その時の録画映像を公開し、2人は再び宿敵同士となってしまった。さらに世間はテイラー側がウソをついていると、テイラーのことをバッシングした。テイラーが2017年にリリースした楽曲「Look What You Made Me Do」はカニエへの恨みを歌ったものだと言われている。
今回キムがあえてテイラーの楽曲が流れている動画を投稿したかどうかは不明確。しかしテイラーとの長年の確執はそう簡単にはなくならないであろう。
