現在活動休止中のガールズグループ「フィフス・ハーモニー」メンバーで、現在ソロ活動中のノーマニ・コーディ(ソロ名義:ノーマニ)が、グループ時代の苦悩を赤裸々に語った。
ノーマニ・コーディはソロとして初めてビルボード誌の最新号の表紙に登場。「フィフス・ハーモニー」メンバーの中で少数派である有色人種の一人、また唯一の黒人であるノーマニは、自分の人種について悩むことが多かったと語った。
そんな彼女にメンバーは寄り添ってくれたと語るノーマニ。しかし「みんなは支えてくれたし信用していたけど、それと同時に・・・やっぱり(黒人ではない)みんなは私と同じ経験は無いからね」と、孤独を感じたことを告白している。
また2016年にノーマニがフェイスブックLiveのインタビューを受けた際、彼女の発言が元メンバーのカミラ・カベロを批判しているとファンに捉えられ、そのファンから脅迫ツイートなど深刻な「ネットいじめ」を受けたことも。これに対し当時カミラはファンにやめるよう訴えた。
"There’s so much that I have to get off my chest,” she says. “And there’s a responsibility I have as a black woman — one of the very few to have the power to kill it. Even in the mainstream, there’s not many of us." – @Normani
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— billboard (@billboard) January 10, 2019
“I don’t want to come and go. I want to be the one,” she says. “But through it all I want to make sure that I remember who Normani is.” – @Normani
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ノーマニは「人種差別は無意識のうちにメンタルヘルスに影響するの。『なんで私はグループの中で一番フォロワーが少ないんだろう?私が黒人だから?それとも才能がないから?』って思ってしまって、気づかないうちに精神的に打撃を受けてたの」と、グループ時代の悩みを告白した。
さらにフィフス・ハーモニーの楽曲「No Way」では、バックコーラスしか歌わせてもらえなかったという事実も告白。「沢山のセッションで何度も号泣した」と、ファンによる攻撃だけでなく、仕事の面でも、理不尽な思いをしていた経験を明かした。
ソロになり、新たなチャンスを得たノーマニ。彼女は「黒人女性アーティストとして責任があるの。未だにメジャーなアーティストの中にも(黒人アーティストが)少ないんだもの」とプレッシャーを感じていることも語った。
不安を抱えつつも努力を重ね、晴れてソロとしてビルボードの表紙を飾ることができたノーマニ。彼女が歌手サム・スミスとコラボした新シングル「Dancing With a Stranger」は現地時間の11月11日にリリースだ。
Head behind-the-scenes of @Normani's cover shoot 👀
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