人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場するウーキー族のチューバッカ。物語では、彼はおたけびのようなウーキー語しかしゃべらず、相棒ハン・ソロだけがチューバッカの言っていることを理解できるという設定だが、撮影ではちゃんと英語でセリフを言っていたことがわかった。
今回公開された映像は、チューバッカとハン・ソロが会話をする2つのシーン。ひとつめは1977年に公開されたシリーズ初のエピソード「スター・ウォーズ/新たなる希望」にて、故ピーター・メイヒューが演じるチューバッカと、ハリソン・フォード演じるソロがデス・スターにいるシーン。アレック・ギネスが演じるオビ=ワン・ケノービの強気な態度を見たチューバッカは「あのおっさんはイカれてるな」と英語で言い放ち、ソロはこれに対し「言っちゃたね」とかえしている。
If you've ever wondered what Chewie sounds like to Han, crank up the volume and wonder no longer! #StarWars pic.twitter.com/LGJBtK7i3F
— Marshall Julius (@MarshallJulius) November 11, 2019
もうひとつのシーンは、シリーズ二作目「帝国の逆襲」(1980年)、惑星ホスにてチューバッカがミレニアム・ファルコンを修理している場面。チューバッカは「マジでどこ行ってたんだよ?」とソロに聞くと「そんなにキレるな、すぐ帰ってくる」と返事をするソロ。チューイは「どこ行くんだ?」と聞くと、ソロが「報告しに行くんだよ」というと、チューイは「俺達はもう出発するって伝えておけ!」と強い口調で話している。
今回この動画で、チューバッカは結構口が悪いことが発覚。ソロに対しても、強気な返事をしていたようだ。
今年12月20日に公開される「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」は、約40年間続いてきたスカイウォーカー家の物語についに終止符を打つ最終エピソード。先日は、レイア・オーガナを演じた故キャリー・フィッシャーの弟トッドが、「キャリーは亡くなる前まで、物語の最後に素晴らしい結末をもたらす予定だった。それは彼女が『最後のジェダイ』になるというもの」と、42年間続いた物語のラストは彼女がジェダイへと覚醒する予定であったと明かし世間に衝撃を与えた。
キャリー亡き今、最終エピソードは一体どのような結末になっているのだろうか。ファンは大いに期待している。