『ピッチ・パーフェクト』シリーズの出演や新『チャーリーズ・エンジェル』で監督&脚本&製作&出演を務めたことで知られるエリザベス・バンクスが、コミックス原作の映画で女性を主人公としたヒット作について語った。
新『チャーリーズ・エンジェル』は先日11月15日に全米で公開されたのの、週末興行収入で900万ドルを記録することもできなかったことで話題となっている。米サイトIndieWireでは「ソニーにとってこの映画は大きな損失になるのでは」とも報道していた。
そんな悲劇的なオープニングに先立ち、バンクスは、米サン紙のインタビューに答えた。バンクスは「もしこの映画が売れることがなければ、それは ハリウッドで“男性は女性のアクションモノを見に行かない”という固定概念は崩れることなく、強くなっていくと思うわ」とコメント。
しかし、女性のアクション作品といえば、『ワンダーウーマン』は全世界で8億ドルを突破し、さらに今年、ブリー・ラーソン主演の『キャプテン・マーベル』は世界中で興行収入11億ドル以上を突破しているため、一概に固定概念が強くなるとは言えない。
そのことに対しバンクスは「女性ヒロイン作品でも、”男のジャンル”のコミックス作品に属していたら、みんな映画を見に行くわよね」とコメントした。そして彼女は「17年ごとに女性がアクションシリーズを作ることを許可されるべきだわ」と女性のキャラクターを中心としたシリーズを立ち上げることに意欲を燃やしていたことも明かした。
新『チャーリーズ・エンジェル』は、ミステリアスなチャーリーが率いる、国際的に大きく事業を展開する探偵エージェンシーの下で働く、地球上で最もかしこく、勇敢で、そして訓練された女性たち。過酷なミッションをこなす新生チャーリーズ・エンジェルとして、サビーナ(クリステン・スチュワート)、ジェーン(エラ・バリンズカ)そしてエレーナ(ナオミ・スコット)が世界を舞台に活躍するアクションムービー。日本では2020年2月下旬公開予定だ。