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カイリー・ジェンナー、自身のコスメブランド「カイリー・コスメティックス」の権利を大手コスメ会社に650億円で譲渡! 経営者としての英断に称賛の声

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カイリー・ジェンナー

全米お騒がせセレブ一家「カーダシアン家」の末っ子でモデル、実業家として活躍しているカイリー・ジェンナーが、自身がプロデュースするコスメブランド「カイリー・コスメティックス(Kylie Cosmetics)」のオーナーシップを大手コスメ会社「コティ(Coty)」に6億ドル(約650億円)で譲渡したことが話題となっている。

カイリー・ジェンナーといえば、「カーダシアン家」の末っ子として小さい頃から、ファミリーのリアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ(原題:Keeping Up With The Kardashians)」に出演。その後その美貌とファッションセンスからSNSで世界中の若者たちからの支持を得て、自身のコスメブランド「カイリー・コスメティックス」をプロデュース。新商品がリリースされる度に即完売するほど、世界的に大人気のコスメブランドとなり、今年からはスキンケアに特化したブランド「カイリー・スキン」を立ち上げ、こちらも好調だ。

またカイリーは、「カイリー・コスメティックス」の大成功もあり、史上最年少で一代で富を築いたビリオネア(資産1000億円)として経済誌「フォーブス」が伝えたことも話題となった。「カイリー・コスメティックス」の企業価値は今年9億ドル(約1000億円)に到達。カイリーはその全てを所有しており、カイリーの推定資産は10億ドル(約1117億円)を超えたと伝えられている。

そんな中、なんとカイリーが「カイリー・コスメティックス」のオーナーシップを大手コスメ会社「コティ(Coty)」に650億円で譲渡したという。

「コティ」は、1904年に設立された美容会社で、世界の美容ブランドを支配する7大企業の1つと言われている。フランスの香水などのフレグランス、コスメ、スキンケアを取り扱い、これまで「Covergirl」「OPI」「Rimmel」といった様々なブランドを買収し、現在までに77のブランドを傘下に置いているという。

今回カイリーは、「カイリー・コスメティックス」の経営権の51%を「コティ」に約650億円に譲渡した。これによりブランドの主な所有権は「コティ」のものとなった。

このパートナーシップにカイリーは、「今回『コティ』とパートナーになり、世界中でより多くの『カイリー・コスメティックス』と『カイリー・スキン』のファンにつながり続けることができることを楽しみにしています。私は消費者が期待する各コレクションの創造性と工夫を継続していき、そしてソーシャルメディアを通じて私のファンたちと交流することを楽しみにしています。このパートナーシップにより、私と私のチームはブランドを国際的な美の組織として構築しながら、各製品の創造と開発に集中することができます」と声明文で明かした。

カイリーは今後も「カイリー・コスメティックス」をさらに拡大させるため、コスメ業界で長年活躍し続けている会社「コティ」に経営権の過半数を譲ることで、さらに自分のできることにフォーカスできるようだ。また今絶頂の時期に51%を6億ドル(約650億円)という高額で契約し譲渡したことも経営者としてベストな決断だったに違いない。

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