“声”だけで世界を魅了し続ける奇跡の5人組ペンタトニックスが、2019年11月、新メンバーのマット・サリーを迎えて初となる来日を果たした。
3年連続(2015~2017)でグラミー賞に輝き、動画総再生数は41億回超え、アカペラ・グループとして史上初の全米初登場1位を獲得したペンタトニックスが約2年ぶりに来日。新メンバーのマットにとっては初めての来日となった。
先日11月13日(水)には「PTX 日本デビュー5周年記念 グレイテスト・ヒッツ」 と「ベスト・オブ・ペンタトニックス・クリスマス(ジャパン・エディション)」もリリースされ、来年1月末からのジャパン・ツアーも決定しているペンタトニックス。
今回、tvgrooveのインタビューでは、リラックスした様子で久々の日本を満喫している様子や、日本デビューから5周年を迎えた感想などをたっぷり語ってくれた。
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Q. 皆さんにとっては8度目の来日、新メンバーのマットにとっては初めての来日ですが、東京はどうですか?
マット・サリー:美しくてすごく大好きになったよ。日本がどんな感じかわからなかったんだけど、すべてにおいて想像を超えてるね。
―― その中でも一番の体験は?
マット:チームラボだね!
スコット・ホーイング:僕たちも初めて行ったんだ。デジタルアートのいろんな部屋があって、鯉がいたり、巨大なボールがある部屋もあった。最後の部屋が一番感動したんだけど、寝っ転がってデジタルの花を見たんだ。いい匂いとサウンドがすごくよかった。
―― 他には何かしましたか?
ミッチ・グラッシ:セーラームーンカフェに行ったよ!ダンスパフォーマンスがあって楽しかった。
カースティン・メルドナド:私はセーラームーンが大好きで、あのアニメが日本への入り口だったの!カフェではずっと騒いでたわ(笑)。
―― セーラームーンのきめゼリフを言えたりしますか?
カースティン:月にかわって、おしおきよ!!
(一同拍)
ミッチ:それって変身するときのセリフ?
カースティン:そうよ!
Q. 11月16日には東京でファンイベントを開催しましたが、どうでしたか?
ケヴィン・オルソラ:本当に素晴らしかったよ。日本は2年ぶりだったのにファンのみんなは相変わらず素晴らしかった。
カースティン:ちょっと緊張してたの、「人来てくれるといいな」って(笑)
スコット:2年も経ってるから忘れられちゃったかなと思ったけど、ファンのエネルギーは最高だったよ。
Q. 日本語の曲も披露しましたね。みなさん発音がとてもきれいで自然でしたが、どのように練習しましたか?
スコット:手伝ってくれるコーチがいて、メンバーそれぞれの発音をチェックしてくれたんだよ。
カースティン:コーチはレコーディングにも立ち会ってくれて、日本語が正しいかを聞いてくれていたの。
【#ペンタトニックス 来日イベント】
2年ぶりに来日したペンタトニックスがお台場に降臨❗️🎅「コンニチハ!」と笑顔で登場した彼らは、最初からあの有名な「One More Time」、続けて「Sing」大盛り上がりです💓#pentatonix pic.twitter.com/HkIIdzxzIl— tvgroove 海外セレブ/エンタメ/ファッションNews (@TVGroove) November 16, 2019
Q. 日本デビューから5年が経ちましたが、この5年はどんなものでしたか?
ケヴィン:素晴らしい時間だったよ。日本に行くのはいつも楽しみで、今回もこうやって来日でき、日本のファンに温かく歓迎してもらえるなんて夢にも思っていなかった。また次の5年間が待ちきれないよ。
ミッチ:僕が日本が好きな理由は、日本の人は優しくて礼儀正しく、辛抱強く待っていてくれるから。一生懸命に働く人も多くて、その働き方にインスパイアされるよ。
スコット:ペンタトニックスを始めた当時、僕たちにとって日本は一番来たい場所だったんだ。そして今ではほかのどの国よりも来ることができている。最も行きたかった国に一番来れていることは本当にラッキーだと感じるよ。
カースティン:私も同じでずっと日本に来たかったから、毎回来るたびに違う場所を探索できるのがすごく楽しいわ。
マット:僕はみんなの弟みたいな感じだよ(笑)。みんなは日本に何回も来てるから、「ここ連れて行ってあげるよ!」って感じでね。みんなで最初にラーメンを食べた。逆にみんなが日本でしたことがないことも僕がしたり、特別な経験をしているよ。
Q. この5年間でみなさんの中で何か変わったことは?
スコット:本当にいろんなことが変わったよ。僕たちが人として成長したっていうのが、一番の変化かな。それぞれが感情的、精神的に成長して、新しい人物になってる。あと歌も前よりうまくなっているね。
ミッチ:ミュージシャンとして、クリエイターとして、ライターとして良くなっているよ。
―― グラミー賞も3度受賞しましたよね。それはどんな気持ちでしょうか?
スコット:そう!それはどんなミュージシャンでも「いつか俺も」って夢見ることだよね。素晴らしい経験だった。
―― ケヴィンさんは今年ご結婚もされましたね!おめでとうございます!
ケヴィン:アリガトウゴザイマス(おじぎ)!
Q. 5周年記念のグレイテスト・ヒッツで、なにか特別な思い入れのある曲はありますか?
ミッチ:もうたくさんあるなぁ。
ケヴィン:PerfumeメドレーのMVを撮影したときはすごく楽しかったな。ダフト・パンクのビデオ撮影を思い出したよ。
Q. 今回、Official髭男dismさんの「Pretender」を日本語でカバーされました。なぜこの曲を選んだのでしょうか?
ミッチ:僕たちはJ-POPが好きなんだ。日本の音楽はアメリカの音楽とは、とても違った方法で作られているからね。邦楽はとても複雑で、作り手が本当に音楽を愛しているというのが伝わる。この「Pretender」はとてもセンチメンタルでほろ苦くて、カバーしなきゃ!って思ったんだよ。
Pentatonix – Pretender (Audio)
Q. J-POPが好きということですが、お気に入りの邦楽アーティストは?
ミッチ:Dir en grey(ディル・アン・グレイ)!僕のナンバーワンだよ。メタルが好きなんだ。
スコット&カースティン:BABYMETAL(ベビーメタル)が大好きだよ。彼女たちの音楽は興味深くてクールだね。
ケヴィン:僕たちは、Little Glee Monster(リトル・グリー・モンスター)とも仲良くなったよ。
カースティン:そう、結構前に友達になって最近も話すわよ。
ミッチ:彼女たちは大成功しているよね!
Q. 今はK-POPが世界中で流行していますが、みなさんはK-POPにも興味がありますか?
スコット:K-POPはすごいと思う。彼らの音楽もさることながらダンスも素晴らしいし、努力している姿が見てわかるから、流行している理由もよくわかるよ。
―― K-POPカバーなどは考えていますか?
ケヴィン:PSYの「江南スタイル」をカバーしたよね。だいぶ前だけど(笑)
スコット:BTS(防弾少年団)とかいいね!
―― 好きなK-POPアーティストはいますか?
カースティン:BLACKPINK大好き!
スコット:僕はf(x) が好きだな。
ケヴィン:ピ(RAIN)もいいよね。あとCLは最高。
Q. カースティンとスコットはインスタグラムに、ブラジルの崖の上で撮ったとてもヒヤヒヤする写真を載せていましたよね!あれはどういった状況で撮ったのですか?
スコット:あはは、秘密を教えてあげるよ。実は崖に見えてすぐ下に足がつくようになってるんだ。カメラのアングルによっては崖っぷちにいるように見えるんだよ。
カースティン:私はそんなに冒険に出ないタイプだし、そんなに強くないからね(笑)。
スコット:僕もあんなことしないよ。友達から電話がきて「君あれ、まさか本当にやってないよね!?」って言われたよ(笑)
Q. スコットはインスタグラムに「Acapop! KIDS」というプロジェクトについて投稿していますが、これはどういったプロジェクトなのでしょうか?
スコット:これは僕が共同で立ち上げた、素晴らしい子どもたちがメンバーのアカペラグループ・プロジェクトなんだ。ポップソングをカバーしているよ。数週間前に始まったばかりだけどみんな楽しんでくれてると思う。子どもたちが成長するのを見ることは僕自身も楽しいしね。
―― いつか「Acapop! KIDS」の子どもたちとコラボレートなどは?
スコット:それ絶対楽しいね!
ミッチ:彼らは本当に才能があるんだよ。
ケヴィン:ひとりの女の子なんて、「えっ?」って思うほどうまいんだよ。
「Acapop! KIDS」
Q. ファンにメッセージをお願いいたします。
スコット:tvgrooveを見ているみんな、僕たちはペンタトニックスです。みんなが大好き!いつもサポートしてくれて本当にありがとう。また来年日本に戻ってくるのが楽しみだよ。
全員:コンサートに来てね!
カースティン:ミンナダイスキ!
(インタビュー以上)
リリース情報
ペンタトニックス|PTX 日本デビュー5周年記念 グレイテスト・ヒッツ
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新曲「Pretender」収録。人気曲、大ヒット曲、話題曲を網羅した日本独自企画のスペシャルな初べスト!
ペンタトニックス|PTX 日本デビュー5周年記念 グレイテスト・ヒッツ
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■初回生産限定盤(2020年PTXカレンダー封入)|SICP
■通常盤|SICP6222:¥2,200+税
■配信| 全23曲 ¥2,100
収録内容詳細はコチラ:https://www.sonymus
購入/試聴はコチラ:https://lnk.to/PTXJapan5YearsAL
同時発売
“声”だけで世界を魅了し続けるアカペラ・センセーション=ペンタトニックス初のクリスマス・ベスト!
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【国内盤CD】 日本盤ボーナス・トラック含む全20曲(歌詞・対訳・解説付)|SICP6223:¥2,200+税
【輸入盤配信】 全19曲|¥1,900
収録内容詳細はコチラ:https://www.sonymusic.co.jp/artist/pentatonix/discography/SICP-6223
購入/試聴はコチラ:https://lnk.to/PTXmaBestAL
ツアー情報
ペンタトニックス THE WORLD TOUR:JAPAN 2020
【横浜】2020年1月30日(木)パシフィコ横浜 国立大ホール
【札幌】2020年2月1日(土)札幌文化芸術劇場 hitaru
【名古屋】2020年2月3日(月)名古屋国際会議場 センチュリーホール
【東京】2020年2月4日(火)東京国際フォーラム ホールA
【大阪】2020年2月6日(木)フェスティバルホール
クリエイティブマン オフィシャルHP
https://www.creativeman.co.jp/artist/2020/02pentatonix/