交際相手の浮気に傷いてしまうことほど辛いことはない。裏切られ傷ついた心を癒すのは決して簡単なことではないが、名だたるアーティストたちも同じような経験をし、曲や歌詞に込めている。
今回は、そんな怒りや悲しみ、様々な感情が入り混じる今だからこそ共感できる曲をseventeen.comがまとめている。きっとあなたがこの辛い経験を乗り越える手助けをしてくれるだろう。
「ノーン・オブ・ユア・コンサーン」 ジェネイ・アイコ ft. ビッグ・ショーン
「もうあなたの彼女じゃないの。話し方に気を付けて/抱かれるのも、恋をするのも、もうあなたじゃないの/話し合う余地なんてない。幸運を祈ってるわ/あなたのこととなるとね」
彼女も元カレに裏切られた1人だ。しかも驚くべきことに、その経験を基にしたバラードを、張本人である元カレ、ビッグ・ショーンと共に歌っているのである。
「コール・アウト・マイ・ネーム」ザ・ウィークエンド
「『何とも思ってない』って言ったけど、嘘だ/君の為にすべてを捧げるところだった/僕はただの寄り道だったんだね/君が心を決めるまでの/僕にとっては時間の無駄だったよ」
元カノであるセレーナ・ゴメスとの関係を歌にしたとされている。彼女はザ・ウィークエンドと別れた直後に、ジャスティン・ビーバーと付き合い始めた。
「ミザリー・ビジネス」パラモア
「彼を捕まえたと思ったのに、あの女が彼とキスしてた/8か月も待って/彼はようやく自由になった/彼に言った『私は嘘がつけないの。』私にはあなただけ」
浮気した彼氏と寄りを戻した視点で書かれた歌ではあるものの、トラブルの発端となった人物へ怒りをぶつけている。
「マーヴィンズ・ルーム」ドレイク
「『君ならもっと幸せになれただろ』そう伝えたいだけなんだ/そんなこと、最近言われたかい？/『君ならもっと幸せになれただろ』そう伝えたいだけなんだ/君を嫌いになり始めるよ。君がそうさせるから」
ドレイクの数ある楽曲の中でも反響の大きかった1曲。失敗に終わった過去の関係の中で、自分を傷つけた女性に手を差し伸べるため、当時の感情をむき出しにして歌っている。
「パート・オブ・ミー」ケイティ・ペリー
「あなたが私をズタズタにしたの。その安っぽい愛で/まるで引き裂かれるように/どんどん落ちていった/でもそれは過去の話。今の私を見て」
失恋を経験し、一回り強くなったケイティが放つ最強の一曲。
「シャウト・アウト・トゥ・マイ・エックス」リトル・ミックス
「元カレにちょっと言わせてもらう/もう彼女がいるって聞いたから/たしかに少し傷ついた/でももう忘れたわ。完全に」
どんなにひどい目にあったとしても、前に進もうとする曲。
「ライイング・イズ・ザ・モスト・ファン・ア・ガール・キャン・ハブ・ウィズアウト・テイキング・ハー・クローズ・オフ」パニック!アット・ザ・ディスコ
「あなたが何をしたか考えるんだ/そして神に願う、彼にそれだけの価値があったんだと/薄暗い照明の中で脈打つあなたの心臓/まるであなたの指が彼の肌に触れているように」
ボーカルのブレンドン・ウリーが元カノの浮気に対して怒りや悲しみをぶつけている。
「クライ・ミー・ア・リバー」ジャスティン・ティンバーレイク
「何をしたかなんて言わなくていいよ/ヤツから聞いて、もう知ってる/もはや可能性なんてない/僕と君の間には/もう二度と」
振付師との浮気を繰り返していた元カノ、ブリトニー・スピアーズへの怒りを表している。
「シュドゥヴ・セッド・ノー」テイラー・スウィフト
「『ノー』って言えたでしょ。家に帰るべきだった/すべてを手放す前に、もう一度よく考えるべきだった/あなたが言った言葉や、彼女と何をしたかなんて/私に筒抜けなんだから」
高校時代の彼氏、サム・アームストロングに向けた一曲。CBSによると、テイラーはサムの浮気を発見した直後にこの曲を書き上げたとのこと。
「アンフェイスフル」リアーナ
「彼は知ってる。私がうそつきだってこと/彼を傷つけてしまった/他の男と幸せになったのに気付いてから/じわじわと、傷が広がってるのがわかるの」
浮気した側の視点が描かれている。リアーナの実体験ではなく、ニーヨから提供された楽曲である。
「アイム・ノット・ジ・オンリーワン」サム・スミス
「あなたは私のことを『クレイジーだ』って言った/あなたがしたことを、私が知らないとでも思っているの/あなたが私のことをベイビー、って呼ぶとき/『私だけじゃない』ってわかっているの」
ある夫婦の実話を基にした一曲。ダイアナ・アーロン演じる妻が、夫に不倫される様を描いたミュージックビデオは、涙なしでは見られない。
「ディス・キス」カイリー・レイ・ジャプセン
「昨夜は夜遊び/今夜もね/ただあなたに気にかけてほしくて/あなたの彼女、とってもカワイイ子ね/私にも彼がいるし/お互いそのあたり、伝え忘れてたわね」
ありふれたカップルの恋愛ソングに聴こえるかもしれないが、実はお互いに別々の人を愛してしまっている。
「セイ・マイ・ネーム」デスティニーズ・チャイルド
「もしかしたら/他の女の家にいたのかしら/もしそうなら/まず言わせて/私はそんな女じゃない/泣き寝入りしたり、もてあそばれたりするような/だから証明してよ/私が彼女だって」
他の女性といるときに、本命の彼女から電話がかかってきたら…電話口で決して彼女の名前と呼ぼうとしない彼に向けた曲。
「ウェイクアップ・コール」マルーン5
「モーニングコール/君が他の男とベッドにいるのを見ちゃったよ/もう僕のことなんてどうでもいいの？/僕はそう思わない」
彼女が他の男とベッドにいるところを見てしまった、ボーカル、アダム・ラヴィーンの悲しみを表した一曲。
「ワン・ラスト・タイム」アリアナ・グランデ
「だから最後に一度だけ/ただあなたと一緒にいたいの/もう一度だけ/これで最後にするから/あなたに、他に好きな人がいたとしても/願うのはあなたの腕の中で眠ること」
彼女がいる男性に恋をしてしまったアリアナ。「あともう少しだけ一緒にいたい」という思いを歌っている。
「リップス・アー・ムービン」ミーガン・トレイナー
「ダイヤモンドのイヤリングで機嫌をとろうとするけれど/首元から彼女の香りがしてるわよ/だからバイバイ」
誰に向けて書かれたのかは不明だが、ダンスにピッタリな曲であることに間違いない。
「アイ・ノウ・ワット・ユー・ディッド・ラストサマー」ショーン・メンデス、カミラ・カベロ
「去年の夏、君がしたこと知ってるよ/『あなた以外いない』なんて言っておきながら/去年の夏、君がしたこと知ってるよ/どこにいたのか言ってみてよ」
テイラー・スウィフトのツアーに同行していた二人が舞台裏で書き上げた曲。ショーンはオープニングゲストとして、カミラはフィフス・ハーモニーの一人として出演していた。
「パフューム」ブリトニー・スピアーズ
「信じたいの/これはあなたと私だけの問題だって/だけどたまに不安になる/もしかししたら、もう一人いるんじゃないかって」
アルバム「ブリトニー・ジーン」に収録されたバラード。誰にあてたかは明らかにしていないが、「本人は心当たりがあるはず！」とのこと
「シャツスリーブス」エド・シーラン
「塩水の味がする/もう一度瞬きしたら/君が沈んで行ってしまいそう/だから僕たちは、君が作った海で泳げるようにならないと/僕が君を抱きしめて、君は彼のことを考えるんだ」
どのような経緯でこの曲が作られたのかはわからないが、婚約した今、幸せになってくれることを願っている。
