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「スーパーガール」メリッサ・ブノワ、過去に壮絶なDV被害を受けたことを赤裸々に告白 …その恐ろしい内容とは[動画あり]

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メリッサ・ブノワ

ドラマ「glee/グリー」や「スーパーガール」で知られる女優のメリッサ・ブノワ(31)が、11月27日、インスタグラムにて過去の壮絶なDV被害について告白した。

メリッサ・ブノワは公開した動画の中で「普段はこういうことをするタイプではないんだけれど、どうしても自分の言葉で伝えたくて」「私はDV、IPV(親しいパートナーによる暴力)の被害者なの。自分がこんな話をする日が来るとは夢にも思わなかったわ」と話し始めた。

Melissa Benoist on Instagram
285K likes, 17K comments - melissabenoist on November 27, 2019

そのDV加害者である元パートナーについては、「彼は年下でおもしろくてチャーミング、寛大でとても大人っぽかったわ。でも実は、相手に選択の余地を与えず、自分の思い通りに誘導することが上手な人間だったのよ」と、相手の名前は言わなかったものの、その彼の特徴を明かした。

「出会った当初は、私が以前の彼氏と別れてすぐだったこともあって、彼に対して興味がなかったの。友人として付き合っていたんだけど、彼が私のことを大切に宝物のように扱ってくれるうちに、彼といる時間が心地いいと感じるようになっていった。私も彼もお互いに愛し合っていることが分かったから、彼が運命の人かどうかは関係なく『この人となら、うまくいく』と思えたの」

最初のうちは暴力こそなかったものの、携帯のチェックや服装の指定、ついには仕事にも口を出すようになっていったという。また彼の誤解をまねくようなシーンの撮影は「彼を傷つけたくない」という思いもあり、断ることもあったという。

「そのころは、彼がどう思うかばかり気にしていて、決してDVには当たらないと思っていたわ。でも今振り返ってみると、その一つ一つが暴力の予兆だったのね」

そして、暴力的行為は突然始まった。その詳細についても語られている。以降、暴力的な表現が含まれるためご了承願いたい。

「どう対応すればいいのかわからなかった。押し倒されたり、ビンタされたり、髪を引っ張って引きずられたこともあった。頭を殴られ、アザができるまでつねられ、首をしめられたことも。部屋にこもったこともあったけど、ドアを壊されておしまい。もう、何も大切にできなかった。自分自身でさえも」

「私は変わってしまったわ。悪い方に。こんな風になんてなりたくないと思っていた人間に。暴力は暴力を生むのよ」と明かし、メリッサは怒りが伝染したのか、自らも暴力的になっていったという。「内面はボロボロなのに、外では幸せで健康そうな顔をしていたわ。でも家では仮面は必要ない。終わりの見えない悪夢と戦うしかなかったの」

ある日、そんな日々に終わりを告げるきっかけとなったできごとが起こる。

「それは、彼に投げつけられたiPhoneが顔に当たったときだったわ。数ミリずれていれば、眼球が破裂していた。唇も腫れて、鼻の骨まで折れてしまったの。その瞬間、私の中で何か壊れた。がまんの限界だったわ」

そしてメリッサは、彼女を心配した友人に打ち明けることができたという。「別れることは簡単ではなかった。結果ではなくて、過程がね。罪悪感もあったし、悲しい気持ちもあった。とても複雑だったの。でも、友人たちの支えの中で、はっきりと感じられるようになったの。『もう我慢しなくていい』って」

この経験を通して、彼女は真実の愛とは何かを学び、一回り強くなったという。「この悪循環を断ち切ることは、これまでの人生で最も意味があり、勇気のいる選択だった。これから長い時間をかけて、少しずつ立ち直っていくわ」と語っている。

さらに「長い長い治療を経て、自身の経験をオープンに、正直に、恥じることなく話せるようになった。こうして公表することで、他に同じような被害に遭っている方々の力になりたい。誰もがみな、暴力や恐怖から逃れて、愛される権利を持っているのよ」と語った。

メリッサは2017年、以前の夫であるブレイク・ジェナーと離婚し、今年、共演者であるクリス・ウッドと結婚している。今回のメリッサの勇気ある告白に多くのセレブ達やネットユーザーたちが、メリッサを称賛しサポートを送っている。

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