『グロリアの青春』で第86回アカデミー賞外国語映画賞のチリ代表に選出され、第90回アカデミー賞では『ナチュラルウーマン』で見事外国語映画賞を受賞した、セバスティアン・レリオ監督の意欲作『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』が2月7日に公開される。
この度、レイチェル・ワイズ演じるロニートとレイチェル・マクアダムス演じるエスティの二人の姿を切り取った新場面写真が解禁となった。
本作は信仰を捨て故郷を飛び出したロニートと留まるしかなかったエスティが、運命的な再会によって、偽りの自分を捨てて「本当の自分」を取り戻す物語。解禁された場面写真は、お互いの気持ちを確かめ合うように手と手を重ね合ったり、二人が育ったコミュニティを抜け出しロンドンの街を歩く二人の姿が映し出されている。
また本作で第21回英国アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞したアレッサンドロ・ニヴォラ演じるドヴィッドとの3ショットをとらえた写真は、燭台に火をつけるエスティが映し出され、“超正統派”という厳格なユダヤ・コミュニティが舞台である本作の世界観が感じられる1枚となっている。
ドヴィッドは、二人の幼馴染であり、エスティの夫でもあるという役柄で、三角関係も気になるところ。夫や周囲に追い詰められながらも、やがて人生をかけた“選択”へと踏み出していく二人の姿に注目したい。
〈ストーリー〉
厳格な超正統派ユダヤ・コミュニティで生まれ育ったロニートとエスティ。惹かれあっていた二人を、コミュニティの掟は赦さなかった。ロニートはユダヤ教指導者の父と信仰を捨てて故郷を去り、残されたエスティは幼なじみのドヴィッドと結婚してユダヤ社会で生きることとした。月日が流れ、父の死をきっかけにロニートが帰郷し、再会した二人。封印していた熱い想いが溢れ、信仰と愛の間で葛藤する二人が選んだ道とは・・・
監督:セバスティアン・レリオ(『グロリアの青春』、『ナチュラル・ウーマン』)
キャスト:レイチェル・ワイズ、レイチェル・マクアダムス、アレッサンドロ・ニヴォラ
プロデューサー:フリーダ・トレスブランコ(『パンズ・ラビリンス』)、エド・ギニー(『女王陛下のお気に入り』、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・セイクリッ
ド・ディア』、『ルーム』、『ロブスター』)、レイチェル・ワイズ
2017 年/イギリス/英語/DCP/カラー/114 分/原題:Disobedience PG12
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