“都市が移動し、都市を喰う世界”を舞台に、衝撃的で新しく、壮大な物語を圧倒的な映像迫力で描き出す冒険ファンタジー超大作『移動都市/モータル・エンジン』より、新場面写真と日本版本予告映像が公開された。
イギリス作家フィリップ・リーヴのファンタジー小説「移動都市」を『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』三部作で監督/脚本/製作を手掛け、その名を世界に知らしめたピーター・ジャクソンが映画化。
たった60分で文明を荒廃させた最終戦争後、残された人類は、移動型の都市を創り出し、他の小さな都市を駆逐し、捕食しながら生き続けるという新たな道を選択。地上は“都市が都市を喰う”弱肉強食の世界へと姿を変え、この荒野は巨大移動都市・ロンドンによって支配されようとしていた。
捕食した都市の資源を再利用し、人間を奴隷化することで成長し続けるロンドンを前に、小さな都市と人々はその圧倒的な存在を前に逃げるようにして生きるしかなかった。いつ喰われるかもしれない絶望的な日々の中、その目に激しい怒りを宿した一人の少女が反撃へと動き出す―。
『キング・コング』(05)でアカデミー賞®視覚効果賞を受賞した経験をもつクリスチャン・リヴァーズが監督を務め、これまで数々のオスカーに輝いたWETAデジタルがCGIを担当。最先端技術の限界を常に押し上げながら、CGIと感情豊かな登場人物たちの物語を見事に融合させてきた製作陣が、再び雄大な移動都市の世界を創り上げる。
【動画】映画『移動都市/モータル・エンジン』日本版本予告
「世界が滅び、人々は、空に、海に、そして地を這う車輪の上に、都市を創った。」という重厚なナレーションとともに、凶悪な移動都市ロンドンはもちろん、新たに空に浮かぶ都市や海上を移動する都市など新たな移動都市が映し出され“移動型の都市が小都市を駆逐し、捕食する”という独特な世界観が、圧倒的迫力で惜しみなく映し出されている本映像。
“ロンドン”が縦横無尽に都市を喰い荒らし、すべてを支配しよう企む荒廃した世界で、亡き母の復讐と人類の希望を胸に抱くヘスターと、彼女の思いに共鳴する反逆者たちが勇猛果敢に立ち上がる!着々と計画を進め、世界を支配できるという力を持ち始めるロンドン。
さらに、ヘスターの命を狙う謎の追跡者も現れ、戦いは激しさを増していく…果たして彼らは、世界の支配を画策するロンドンとヴァレンタインを止め、希望を手にすることができるのか!?
併せて到着した場面写真では、こちらを見下すかのように傲然と佇むロンドンの全貌とその巨大さを物語る車輪の跡、そしてそんな敵にも恐れることなく戦いに挑むへスターと仲間たちの姿が。ヘスター達の冒険が垣間見えるシーンにますます期待が高まる。
本作について製作・脚本を務めた鬼才ピーター・ジャクソンは「この世界が抱える問題は、限界があるという事だ。大都市が小都市を喰い尽くしてしまい、やがて捕食する小都市が消滅する。そうなると、大都市同士で争うか、狩りの対象を他に見つけなければならなくなる。そんな世界観や、愛情、思いやり、復讐、開放といった感動的な要素が気に入ったんだ。私は人間らしさがあるストーリーを常に求めている。この作品はまさにそうだったよ」とコメントしている。
己の強い意思を持ったキャラクターたちによる勇敢な戦いと、ダイナミックな映像で大迫力アクションの数々が展開する本作に圧倒されること間違いなしだ。
公開情報
『移動都市/モータル・エンジン』
3月1日(金) 全国公開!
(C)Universal Pictures
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