アメリカ人ラッパーのジュース・ワールドが、21歳という若さでこの世を去った。
TMZによると米シカゴを拠点として活動していたジュース・ワールドは12月8日、カリフォルニアからシカゴのミッドウェイ空港へ向かう飛行機へと搭乗。しかしシカゴの空港に着いた直後、突然発作を起こしたという。すぐに救急隊が駆けつけ彼を病院へ搬送。運ばれる際はまだ意識があったというが、搬送先の病院 Advocate Christ Medical Centerにて、午前3時14分に死亡と判定された。亡くなったのは彼が21歳の誕生日を迎えて6日後だった。
詳しい原因はわかっていないが、検死は米時間で12月9日に行われるという。
シカゴ警察は「目撃者の情報によると、彼はシカゴに到着した直後異変をきたし緊急事態となったようです。他殺的要素の兆候はなく、彼と同じ飛行機に乗っていた乗客は知っている限りの情報を全て提供してくれました。現在は検死の結果を待っています」と、他殺などの事件性は薄いと話している。
ジュース・ワールドは2008年にレコード会社「Interscope Geffen A&M Records」と契約。同年にデビューシングル「All Girls Are the Same」をリリースすると、ダブルプラチナムのヒット曲となった。そして彼のセカンドシングル「Lucid Dreams」はビルボード・ホット・100・シングルチャートにて最高2位を獲得。彼の代表曲ともいえるヒットソングとなった。
Juice WRLD – Lucid Dreams
ジュース・ワールドの所属レコード会社は「短い間でしたが、世間に多大なる影響を与えました。優しい心の持ち主で、彼の創造性には境界がなく、ファンをなによりも大切にする特別な人物でした」と声明を出している。
また音楽界の著名人もジュース・ワールドへの追悼を続々と発表。
ドレイク
「若い才能が長く続いてくれるのを見たいし、また命を短く終えてしまったことを見るのは辛い」
https://www.instagram.com/p/B50si95lzx-/?utm_source=ig_embed
チャンス・ザ・ラッパー
「あのロスでの夜、もっと話せばよかったと心から思ってる。これはバカげてるよ。シカゴだけじゃなく世界中の何百万人というひとが、この事件によって傷ついてる。愛してるよ、君の魂に神の御加護がありますように」
https://www.instagram.com/p/B50jTiRApO4/?utm_source=ig_embed
ザ・ウィークエンド
「安らかに」
rip JUICE WRLD 💔
— Abel Tesfaye (@theweeknd) December 8, 2019
ブルーノ・マーズ
— Bruno Mars (@BrunoMars) December 8, 2019
BTS(防弾少年団)
「安らかに眠れ」
Rest in peace Juice WRLD#RIPJUICEWRLD
— 방탄소년단 (@BTS_twt) December 9, 2019