2007年に放送がスタートすると、直後にアメリカの若者中心に大きな話題となり、2012年に惜しまれつつも終了した海外ドラマ「ゴシップガール」が帰ってくる。日本でも大人気となったこのドラマ、どのようにリブートされるのだろうか。そのことについてドラマのプロデューサーが詳細を語った。seventeen.comが伝えている。
オリジナル版に続き、脚本・製作を担当したプロデューサーのジョシュア・サフランが、アメリカの情報番組「エンターテインメント・トゥナイト」のインタビューに応えた。
インタビューの中でジョシュア・サフランは、「オリジナル版が終了してから約10年、テクノロジーもSNSも大きく進歩した。リブート版でも2020年を舞台に描いている。だから前回とは全く違う内容になるよ。なぜなら今の時代、10年前のSNSのようにフォースクエアでチェックインして、フェイスブックで位置情報を公開している人なんてどこにもいないだろう?この変化はすごく大きい。『ゴシップガール』の発信力や現代のティーン達との関わり方が変わってくるからね。だから、今回もとても面白いものになるよ。『ゴシップガール』を通して時代の流れを知ることができるんだ」と、時代に合わせてかなり変化していることを語った。
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ジョシュア・サフランによると、舞台となるコンスタンス・ビラード学園やセント・ジュード高校は前回と同じだが、キャストは刷新されるようだ。「まるでマーベル映画の世界のようなものだよ。つながっている部分もあるけれど、別のストーリーだ。特に変わったのは、ブルックリンでのシーンが増えたことだろう。前回の主な舞台はマンハッタンの高級住宅街、アッパー・イースト・サイドだった。でも今や、ブルックリンはアッパー・イースト・サイドよりもクールな場所だと言われている。なにより、オリジナル版のDNAを色濃く引き継いでいる場所なんだ」と、明かしている。
キャストは変わったものの、この先オリジナル版のキャストがゲスト出演する可能性も十分に残っているそうだ。
これについてジョシュア・サフランは「オリジナル版のキャラクターがその後どうなったのか気になるだろう?ぼくもその1人だからね。ぜひ戻ってきてほしいよ。リブート版でも、前回のキャラクターのことを話題に出すシーンがあるんだ。それに、オリジナル版の最終回は登場人物達の5年後、2017年の彼らを描いて終わったよね。あれからさらに3年経つことになる。きっといろいろと変化があったはずなんだ」と語った。
リブート版ゴシップガールは2020年5月、動画ストリーミングサービス「HBO MAX」で配信される。まったく新しい「ゴシップガール」、どのような展開になるのか今から楽しみだ。
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