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2020年春日本公開の話題作『フェアウェル』が第77回ゴールデングローブ賞2部門でノミネート!”今話題”の女優、オークワフィナがノミネートされ期待高まる

THE FAREWELL NEWS

2019年7月、全米わずか4館で限定公開されると驚異的な大ヒットを記録し、口コミが口コミを呼び公開3週目には、135館で公開、館数が桁違いの大作群の中で全米10位にランクイン、最終的に全米 891 館まで上映館が拡大された気鋭スタジオ「A24」の話題作、来春公開の『フェアウェル』(原題『THE FAREWELL』)が、アカデミー賞の前哨戦で最も注目を集める第77回ゴールデングローブ賞にて2部門にノミネートされた。

主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門):オークワフィナ

2013 年に発表した楽曲「My Vag」が話題を呼びラッパーとして一躍有名となった彼女。『オーシャンズ8』ではスリが得意なコンスタンスを演じ、全米で3週連続第1位を達成、総興行収入1億ドル突破という大ヒットを記録して大きな話題を呼んだ『クレイジー・リッチ!』では主人公の親友役、この後は「Little Mermaid(原題)」、マーベル新作「Shang-Chi and the Legendof the Ten Rings(原題)」といった大作にも出演が決定しており、その幅広い才能は留まるところを知らない。そして本作ではおばあちゃんを愛してやまない孫娘ビリーの複雑な感情を、個性溢れる確かな演技力で表現!中国系アメリカ人としての役柄を体現する彼女の演技からは、女優としての新たな表情を見ることが出来る。2016 年には『ラ・ラ・ランド』エマ・ストーン、2018 年には『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンが受賞し、それぞれオスカー像も手にしており、アカデミー賞への期待が膨らむ。

外国語映画賞

本年度カンヌ映画祭でパルムドールを受賞し、世界中から注目を浴びるポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』や、同カンヌ映画祭で審査員賞を受賞したラジ・リ監督『レ・ミゼラブル』、スペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督『Pain and Glory(原題)』と並び堂々のノミネート。昨年には是枝裕和監督の『万引き家族』が惜しくも『ROMA』に譲り受賞は逃したもののノミネーションされる等、数ある名作の中で、中国系アメリカ人督、ルル・ワンが贈る中国を舞台にした本作に更に注目が集まる。

授賞式は日本時間 2020 年の 1 月 6 日(月)。2012 年設立以来、急激に成長し、『ムーンライト』『レディ・バード』等アカデミー賞作品を多く輩出する新進気鋭のスタジオ「A24」は、今年の賞レースでも受賞作品を送り出すのか、本作に期待が高まる。


タイトル:『フェアウェル』
公開表記:2020 年 春 全国公開
配給:ショウゲート
クレジット表記:© 2019 BIG BEACH, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

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