19世紀を代表する⼥性作家、ルイザ・メイ・オルコットの⾃伝的⼩説『若草物語』。南北戦争時代を舞台に⼒強く⽣きるマーチ家の四⼈姉妹の絆と成⻑をハートフルに描いた物語は、幾度となく映画化され現代に⽣きる私たちに多くの勇気とインスピレーションを与え続けてきた。
そんな世界中から愛される物語を『レディ・バード』でアカデミー賞〈監督賞〉をはじめ5部⾨ノミネート、その類まれなる表現⼒で映画界に新⾵を巻き起こしたグレタ・ガーウィグ監督が斬新にみずみずしく、モダンに⽣まれ変わらせたのが『LittleWomen(原題)』。
そしてこの度発表された第77回ゴールデン・グローブ賞ではシアーシャ・ローナンが⾒事主演⼥優賞にノミネートされた本作の邦題が『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』として、2020年3⽉より⽇本公開されることが決定︕合わせてシーン写真1点が解禁された。
マーチ家の四姉妹――。美しくてしっかりものの長女メグ、活発で信念をまげない作家志望の次女ジョー、内気で繊細なピアニストの三女ベス、⼈懐っこいが頑固な末っ子エイミー。あまりにも有名な四姉妹の物語の中で、本作はジョーにフォーカスをあてる。
⼥性がアーティスト=表現者として成功をつかむことが難しかった時代に、作家になる夢を持ち続ける⼀途でまっすぐな女性ジョー(シアーシャ・ローナン)。性別によって決められてしまう⼈⽣を乗り越えようと、想いを寄せる幼馴染のローリー(ティモシー・シャラメ)からのプロポーズにも応じずひたすら夢を追い続けるが――。
⼥性にとっての結婚、仕事、⼈⽣の選択肢、そして「⾃分らしさとは何なのか︖」という現代を⽣きるわたしたちの中にもある普遍的なテーマを瑞々しくとらえる。物語は、ジョーの視点でしかも幼少期からではなく成長し大人になった姿から構成。「誰も愛さない―作家として⽣きる」・・・自分が信じた道を進むために、立ちはだかる障害や心の葛藤をエモーショナルかつ⼤胆で繊細に描かれる。
旬な若⼿からアカデミー賞常連の名優まで、豪華スタッフ×キャストが終結したことも話題の本作。主⼈公ジョー役を演じるのは25 歳という若さで既にアカデミー賞の常連と呼ばれる天才⼥優シアーシャ・ローナン。ジョーのソウルメイトであり彼⼥に愛を告⽩するローリー役には「君の名前で僕を呼んで」で世界中から注⽬と賞賛を集め、今もっとも注⽬されるイケメン実⼒派俳優ティモシー・シャラメ。本作で『レディ・バード』の監督と2⼈の出演キャストが再結集したことも⼤きな話題︕
さらに⻑⼥のメグ役は『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、三⼥のベス役は HBO の『シャープ・オブジェクツ』のエリザ・スカンレン、そして常に⾃問する頑固で有名な、家族の末っ⼦エイミー役を期待の新星フローレンス・ピュー(『ブラック・ウィドウ』)が演じる。ベテランのローラ・ダーンがマーチ家の愛されてやまない愛情豊かな尊き⺟親を好演し、さらにアカデミー賞の常連、名⼥優のメリル・ストリープが四姉妹の裕福なマーチ叔⺟役で、ジョーの⼈⽣に⼤きな影響を与える⼈物として登場する。
監督は⻑編映画監督デビュー作にしてアカデミー賞主要5部⾨にノミネートされ⼤きな話題を呼んだ『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグ。⾳楽はアレクサンドル・デスプラ(『グランド・ブダペスト・ホテル』『シェイプ・オブ・ウォーター』アカデミー賞受賞)、⾐装デザインはジャクリーン・デュラン(『アンナ・カレーニナ』でアカデミー賞受賞、『美⼥と野獣』)が⼿掛ける。撮影はオリヴィエ・アサイヤスやルカ・グァダニーノら名だたる⻤才監督と仕事をしてきたヨリック・ル・ソーが務める。世界の映画賞ノミネートに名を連ね始め、盛り上がりを⾒せる。
<ノミネート>
★第77回ゴールデン・グローブ賞(主演⼥優賞 シアーシャ・ローナン、作曲賞 アレクサンドル・デスプラ)※授賞式は1/6(⽉)※⽇本時間(予定)
★ハリウッド批評家協会賞(⾐装デザイン賞 ジャクリーン・デュラン、作曲賞 アレクサンドル・デスプラ)
★ハリウッドメディア⾳楽賞(作曲賞 アレクサンドル・デスプラ)
★⼤⼈のための映画賞(5部⾨)
★放送批評家協会賞ノミネーション(作品賞、主演⼥優賞 シアーシャ・ローナン、助演⼥優賞 フローレンス・ピュー、アンサンブル賞、監督賞 グレタ・ガーウィグ、
脚⾊賞 グレタ・ガーウィグ、美術賞 ジェス・ゴンコール/クレア・カウフマン、⾐装デザイン賞 ジャクリーン・デュラン、作曲賞 アレクサンドル・デスプラ)
★ロサンゼルス映画批評家協会賞(⼥性監督賞 グレタ・ガーウィグ、⾐装デザイン賞、作曲賞 アレクサンドル・デスプラ)
★ワシントンDC映画批評家協会賞(脚⾊賞 グレタ・ガーウィグ、監督賞 グレタ・ガーウィグ、主演⼥優賞 シアーシャ・ローナン、助演⼥優賞 フローレンス・ピュー
アンサンブル賞、美術賞 クレア・カウフマン、作曲賞 アレクサンドル・デスプラ)
<受賞>
☆アメリカ映画協会賞(グレタ・ガーウィグ監督)
☆ニューヨーク映画批評家協会賞(『Little Women』『マリッジ・ストーリー』助演⼥優賞:ローラ・ダーン)※2作品での受賞
☆アトランタ映画批評家協会賞(TOP10 ⼊り)
☆ワシントン DC 映画批評家協会賞(脚⾊賞 グレタ・ガーウィグ)
監督・脚本:グレタ・ガーウィグ(『レディ・バード』)
原作:ルイザ・メイ・オルコット
出演:シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■全⽶公開︓2019 年 12 ⽉ 25 ⽇
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