ネットフリックスの人気SFドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」に出演するデヴィッド・ハーバーが、最新シリーズのシーズン3で自身が演じるホッパーが死んでしまった理由について語った。
ネットフリックスで配信され、日本でも大人気のドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。この夏にシーズン3が配信され、デヴィッド・ハーバー演じる保安官ホッパーが自ら犠牲にして街を救うというショッキングなエンディングが話題となった。番組のファンにとっては、にわかには信じられず、実は生きていてまた戻ってくるのかもしれない、と期待したいところである。
しかしデヴィッド・ハーバー本人は、ホッパーは自身の使命を果たしたと考えているようだ。また彼自身も、ホッパーが次のシーズン4で戻ってくる可能性があるのかわからないのだという。彼はまた、ドラマ内でカギを握る「アメリカ人」についても言及している。
ドイツで行われたポップ・カルチャーのイベントに登場したデヴィッドは「物語の最初の方から言っているんだけど…ホッパーはとても愛らしい人間だよ。ある意味ね。ただ雑な人間でもある」と、答えている。
「確かにシーズン1の最初の方では、彼は常に暗く、娘を亡くしてしまった罪悪感から自分を責めては酔っぱらって自殺未遂までしていた。僕はただなんとなく…直感的に、このキャラクターはいずれ死ぬような気がしていたんだ。娘を亡くしてからの10年間、彼の人生は怒りに満ちていた。埋め合わせるには、何かを犠牲にするしかなかったんだよ。それが自分の命だった」
さらにデヴィッド・ハーバーは、シーズン4での復活の可能性や、次に何が起こるのかさえ知らないと語った。ただ「もしかするとありうるかもしれない」と考えていることはあるという。
「わからないよ、わからないけど、彼の人生の第2幕があるかもしれない。復活があるかもしれない。また現れて、今度は別の方法で物語から去っていくかもしれない。どれもわからない事ばかりだけど、実現したら面白いよね。」と語り、「『ロード・オブ・ザ・リング』見た?その中で、灰色のガンダルフは一度闇に消えてしまった。誰もが彼は死んでしまったと思ったよね。ところが、今度は白のガンダルフとして戻ってきた。新たなパワーを手に入れて、強くなって。そういうこともありえるかもしれないよ」
また、共演者達と誰が「アメリカ人」なのか話していたことも明かした。デヴィッドは冗談めかしながら「バーバラだよ。きっと彼女がアメリカ人だ!」と語っている。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」、早くもシーズン4が待ち遠しい。