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「スター・ウォーズ」ジョン・ボイエガ、共演者ケリー・マリー・トランを批判!? これに関しボイエガ本人が釈明・謝罪

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ジョン・ボイエガ(左)、ケリー・マリー・トラン

「スター・ウォーズ」続三部作にてフィン役を演じた俳優のジョン・ボイエガが、共演者について誤解を招くような表現をしてしまった過去を認め謝罪した。

ジョン・ボイエガ(27)は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」よりフィン役で出演。フィンは人間の男性で、優秀なストームトルーパーとして評価されていたが離反を決意し、レジスタンス軍に参加。主人公レイの良き理解者となる。

そんなフィンを演じたジョンは今回Varietyの新しいインタビューに登場。そこでSNSでのプレッシャーについて「SNS上で僕たちは仲良くなれるし、楽しむことができる。でも同時にメンタルが強くなくて弱い人は読んだもの全てを信じてしまうんだ。しょうがないよね。僕の場合は批判を見ても“そんなの真実じゃない”って思える」と答えた。

これを読んだファンはフィンが言う「メンタルが弱い」人とは、共演者のローズ・ティコ役ケリー・マリー・トランのことを言っているのではと指摘。ベトナムのルーツを持つケリーは同シリーズ「最後のジェダイ」で有色人種で初めてメインキャストにキャスティングに抜擢されたのだが、多くのファンからバッシングを受け、あまりの「ネットいじめ」の酷さに2018年にSNSを一切閉鎖したのだ。ジョンの「メンタルが弱い」という言葉が「ケリーのことを指しているのでは?」とファンが指摘した。

これに対してジョンはツイッターにて連続投稿をし反応。彼は「インタビュアーは彼女の名前をこのトピックで出していましたが、僕のコメントがケリーのことを意味したなどということは断じてありません。僕はこのスター・ウォーズシリーズにおいての僕の見解を話しただけです。僕自身もときに強いと感じるし、弱いと感じることもある。それでも言葉遣いが悪かった。謝ります」と、ケリーのことを意味したわけではないと否定しながら、言葉の選び方が適切ではなかったことについては謝罪をした。

2018年、ケリーがネットでのひどいいじめにあった際、ジョンは彼女について「もし『スター・ウォーズ』やキャラクターが好きじゃなくても、女優や俳優に嫌がらせをしてもどうしようもない。そんな失礼なことをする資格はない。君が映画のチケットを買ったとしてもね!」とケリーを擁護した。

ケリーは2018年9月、New York Timesに寄稿したエッセイで、トランは問題の本質を「(アンチの)言葉ではなく、それを信じた自分」にあると指摘。「他人とは違う」との理由で疎外され、自身が得た感情の正体は「恥」であると論じた。

さらにHollywoodReporterのインタビューに応じたケリー・マリー・トランは、SNSを再スタートさせたいかとの質問に「わからない」と答えている。

トランはSNSだけではなく、「何にだって、世の中には良いことも悪いこともある」と説明している。前述のエッセイで自分の心情を事細かに述べたのは、「正直な気持ちを明らかにしたかったから」だと伝えている。

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