爆発的ヒットし、いまや社会現象にまでなっているサスペンス・エンターテイメント『ジョーカー』。本作は第77回 ゴールデングローブ賞では4部門ノミネートし、主演のホアキン・フェニックスは主演男優賞にノミネートされたことでも話題になっている。しかし、ホアキンは一度も「ジョーカー役」を演じることに対してOKを言わなかったという。
監督のトッド・フィリップスと、ホアキン・フェニックスはお互いに素晴らしい仕事関係にあるのだが、それでもホアキンを本作に参加させるのに説得が必要だったと監督は明かした。「ホアキンがコミック映画に対して熱心ではなかったんだ」と監督。しかし、その後、彼との付き合いを増やし、映画の観点についてお互い理解するように多くの時間を費やしたという。「ある日、ホアキンが魔法のように現れた。彼が(ジョーカーの役に対して)イエスと言ったことはない。ある日、彼は衣装合わせの現場に姿を見せたんだ」と彼が撮影参加に至った経緯を語った。
フィリップス監督の努力の甲斐あってか、見事ホアキンは本作に出演。世界中を驚かせる怪演を披露した。『ジョーカー』はアメコミ作品初の快挙となるヴェネツィア国際映画祭「最高賞」金獅子賞を受賞し、R 指定映画初の快挙となる全世界興行収入1,000 億円を突破した。
日本では、 DC映画史上最高の興行収入記録をさらに更新し続けており、過去10年間に公開されたアメコミ映画で『アベンジャーズ/エンドゲーム』に次ぐ興収記録を今もなお更新し続けている。ホアキンがゴールデングローブ賞受賞するのか、今後の報道に期待が高まるばかり。
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