『マイティ・ソー バトルロイヤル』(17)のタイカ・ワイティティ監督最新作、FOXサーチライト作品『ジョジョ・ラビット』が2020年1月17日(金)より公開。
独特のセンスと創造力で次々と傑作を生み出し、マルチな才能で人々を魅了している監督・俳優のタイカ・ワイティティが4度アカデミー賞作品賞に輝き、今年で創立25周年を迎えるFOXサーチライトの元、第二次世界大戦中のドイツを舞台に戦時下に生きる人々の生きる歓びと人生の真実を弾けるユーモアとともに描き出す、かつてない壮大なヒューマン・エンターテイメントだ。
10月18日(金)から全米公開し現在9週目にしてトータル2,000万ドルまで数字を伸ばし現在公開中作品でトップクラスの勢いを保っている。さらに、10月23日(木)から公開のニュージーランドでは、その週末の全興行収入の42%を独占する大ヒットを記録し4週連続No.1を獲得!先日発表された第77回ゴールデングローブ賞ノミネートにおいては、作品賞(ミュージカル&コメディ部門)と、主演男優賞(ローマン・グリフィン・デイビス/ミュージカル&コメディ部門)の主要2部門で見事ノミネート!日本でも第32回東京国際映画祭の特別招待作品としてプレミア上映されると、観客が殺到し大盛況で、公開が待ち望まれている。
この度、映画初出演のローマン・グリフィン・デイビスがスカーレット・ヨハンソンと、最強の力という“愛”について親子の会話を繰り広げ第77回ゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネートに相応しい堂々たる演技を見せる本編映像を解禁!
今回到着したのは、強く美しく聡明な母親ロージー(スカーレット・ヨハンソン)が、 “愛”という目に見えないものを理解出来ない少年ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)に「愛は最強の力よ」とまさに愛情たっぷりに伝えるシーン。
アドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)を空想上の友達にしてしまうくらい心酔し、「一番強いのはミサイルだ。次がダイナマイトで3番が筋肉。愛なんて見ても分からない」といっちょ前に反抗するジョジョですが、まだ靴紐すら自分で結べない若干10歳の少年でありロージーは「愛は目に見えなくても分かるわ。感じるの、痛いの。お腹の中で蝶が飛び回る感じ」と穏やかに伝えながら両足のひもを繋ぐイタズラで応戦。
ジョジョはまだ理解できていないけれど、苦境の戦時下・ドイツにありながら、互いの言葉に愛が見え隠れしユーモアを忘れない親子のやり取りに希望を感じ、胸を打たれる、本作屈指の名シーンだ。
映画シーンを牽引する名女優スカヨハと絶妙なかけあいを見せ、一歩も引けを取ることなく熱演している少年こそ、いまや時の人となっているローマン・グリフィン・デイビス!「一目見た瞬間にピッタリだと思った」とワイティティ監督が一目惚れし、何か月も続いていたこの役のオーディションを一瞬で終わらせたというローマンは、本作が映画初出演にして、レオナルド・ディカプリオ(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)や、タロン・エジャトン(『ロケットマン』)など並みいるビッグ・スターたちと肩を並べてゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートする快挙!
ワイティティが「デイビスは本当に素晴らしい。信じられないほど聡明で、感受性が強く、周りの役者にも気を遣う。いつも質問してきて、他の役者の芝居の意味をとらえ、それが自分にどう関係してくるかを理解しようとする。だから自分の芝居にどんな気持ちで向かえば良いかをよく分かっている。これは場数を踏んだ役者でないとできないことですが、10歳のデイビスがちゃんとそれを考えているのは本当に驚くべきこと」と手放しで大絶賛するように、ナチュラルな初々しさをしっかり漂わせながらも、すでに1人の立派な俳優として観る者すべてのハートを鷲掴みにするローマン。オスカー戦線のダークホースに躍り出た驚異の新星と、ハリウッドのトップ女優が織りなす”最強の愛”を体現するこの親子から目が離せない!
■監督・脚本:タイカ・ワイティティ(『マイティ・ソー バトルロイヤル』)
■出演:ローマン・グリフィン・デイビス、タイカ・ワイティティ、スカーレット・ヨハンソン、トーマシン・マッケンジー、サム・ロックウェル、レベル・ウィルソン他
■全米公開:10月18日
■原題:JOJO RABBIT
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
■コピーライト:©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation &TSG Entertainment Finance LLC