人気ボーイズグループ「ワン・ダイレクション」メンバーで現在ソロアーティストとして活動しているハリー・スタイルズ(25)が、一般人にドッキリをしかける動画が公開された。
指示の通り暴走するハリー
ハリー・スタイルズは米人気番組「エレンの部屋」のコーナーに出演。このコーナーは同番組の司会者エレン・デジェネレスがイヤホンでゲストに言動を指示し、ゲストはそのとおりに行動しなければならないというもの。今回ハリーはピザの配達人を相手に、エレンの言いなりの言動を取りドッキリをしかけた。
まずエレンはハリーに「デリバリーの人がきたら『元気?入りなよ、ブラザー』って言って」と指示。ハリーは言われたとおりかなり気さくに宅配の男性を受け入れ、グーパンチや不自然なほど「ブラザー」と繰り返す。そして一緒にピザを囲む2人。
エレンの言うことをそのまま言わされ続けるハリー。彼は「あのさ、ブラザー。僕の側近が渋滞にハマっちゃって。僕は一人に慣れてないんだ・・・恥ずかしいけど、あの、一緒にいてくれない?」と名演技。デリバリーの男性はハリーの願いを快諾する。
ピザを食べようとする2人だが、エレンから「ピザを転がして、真ん中に置いて」「真ん中にピザを積み上げて」「ピザを口に入れて、噛まないでそのままにして」などと爆笑の指示が入る。
その後もエレンからのおかしな指示に従い、まるで変人のような動きを見せるハリー。それでも全く嫌な顔をせずにハリーに付き合う男性、かなりナイスガイだ。
エレンの指示でハリーは「君に正直に話さないといけないことがある」と言うハリー。しかしその後エレンはわざと指示を出さず、「・・・・・」と気まずい時間が流れ、スタジオは大爆笑。沈黙を切り抜け、やっと来たエレンからの指示は「ピザが大好きなんだ」という言葉。気まずい空気がつらかったのか、ハリーは目元をおさえ涙ぐんでいるようにも見える。
ハリーは最後にネタバラシをし、デリバリーの男性をスタジオへ連れて行く。最後まで冷静かつクールだった男性と、爆笑をくれたハリーに拍手が沸き起こった。
ハリー・スタイルズは12月13日にセカンド・アルバム「Fine Line」をリリース。この「エレンの部屋」のトークコーナーでは、このアルバムの一部を日本で制作したエピソードなども披露した。