※この記事には映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のネタバレを含みます
トム・ヒドルストンが、自身が演じるロキが、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でとったある行為は、「贖罪」であったと説いている。
「いたずらの神」として、兄ソー(クリス・ヘムズワース演)をはじめ、これまでさんざんアベンジャーズを振り回してきたロキだが、「インフィニティ・ウォー」においては、およそ勝ち目のないと思われる場面で強大な敵・サノス(ジョシュ・ブローリン演)の前に立ちふさがり、命を落とした。
ファンイベント「ACE Comic Con」に出席したトム・ヒドルストンは、彼がとったこの行為について回想。ロキのたどった運命について語っている。
「思えば第一作(後述)で、彼は自分が養子だとようやく知ったんだ。本当の父親は、義父の敵だった。それが信じられないほどに彼を感情的に不安定にさせたんだ」
彼は「インフィニティ・ウォー」で描かれた例のシーンについて、「素晴らしいものだった」と称している。
「誰もがロキは厄介者だと認識していたと思う。彼は自分が受けた痛みから逃げて、それを他人にぶつけてきたんだ」
トム・ヒドルストンは改めて、ロキを初めて演じた一作目「マイティ・ソー」(2011)について「彼を人間らしく描き、彼がたどる運命を面白いものにさせた」と評価している。
「だからこそみんなに、彼は引き返せる、彼は償えると思わせた。個人的な意見としては、『インフィニティ・ウォー』は彼にとって贖罪なんだ」
「インフィニティ・ウォー」に連なる次作「アベンジャーズ/エンドゲーム」は、今年4月に日米同時公開される。
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